「私、失敗しないので」 『ドクターX』名ぜりふ、生みの親はまさかの人物 マニアも思わず「知らなかった」
脚本家の中園ミホ氏が3日、テレビ朝日系『証言者バラエティ アンタウォッチマン』(火曜日午後11時45分)に出演。同局の人気ドラマ『ドクターX』の主人公・大門未知子、その決めゼリフの誕生秘話を語った。
テレビ朝日系『証言者バラエティ アンタウォッチマン』
脚本家の中園ミホ氏が3日、テレビ朝日系『証言者バラエティ アンタウォッチマン』(火曜日午後11時45分)に出演。同局の人気ドラマ『ドクターX』の主人公・大門未知子、その決めゼリフの誕生秘話を語った。
中園氏は、米倉涼子が演じる大門について、「フリーランスで働いてる女性たちに向けて、どんなヒロインだったら、ドラマを見て明日も元気に会社へ行こうと思ってくださるかなと思って。それで大門未知子というキャラを作った」と説明。「あれだけ上司に言えたらスカッとします」といった感想に「ありがたい」と述べると共に、自分を貫く大門の姿は世の男性も魅了するのか、「おじさんたちもすごく観てくださっている」と感謝した。
そんな大門の決めゼリフといえば「私、失敗しないので」。中園は、そのセリフに関しては「私が作ったセリフではない」とし、「柔道の松本薫さん」からインスピレーションを得たことを明かした。「ロンドン五輪で金メダルを取られた時に、『私、ミスはしないので』とおっしゃっていた」。中園は、その言葉が「すごくかっこいいなと思った」そうで、「そのひと言に、どれだけつらい稽古を積んできたかとか、そういうものに裏打ちされた言葉だな」と感動。「米倉さんに言っていただいたら、バシッと決まった」のだそうだ。
名ゼリフの生みの親は、“野獣”と呼ばれ、バラエティー番組では天然キャラが話題になったロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストの松本薫。この事実にはドクターXマニアを自称し、ファンミーティングのMCまで務めたゲストのフルーツポンチ・村上健志も「知らなかったです……」と驚きを隠せない様子だった。