格闘技イベント「RIZIN」は3日、記者会見を行い、「RIZIN DECADE」（12月31日・さいたまスーパーアリーナ）でエキシビションマッチを行う、プロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアと安保瑠輝也が出席した。

「RIZIN DECADE」は3部構成を予定しているが、この日は世界へ向けた揃う第1部の追加カードとしてボクシングマッチ2試合とMMA1試合が発表された。

　会見は安保がまさかの寝坊で大遅刻。安保のパネルが置かれた席は空席のまま進行した。榊原信行CEOは「途中で電話をつなぐ予定。こんな日本対アメリカみたいな会場を準備しておきながら、主役の一人が来ない」と苦笑いしていた。

　遅刻の安保は電話越しで、「すみません、寝坊しました！」と謝罪。「でも気持ちとしては、おれはアメリカにも行ったのに、あいつは日本にもきてない。あいつのほうが失礼。これは顏は出せないんですか？」と米国からリモートで出席のガルシアを挑発。榊原CEOは再び苦笑いだった。

　さらに安保は「むかついて2度寝しちゃいましたね」と確信犯だった様子。「試合は盛り上げますんで」と悪びれず意気込みを口にしていた。その後はガルシアと電話とリモートで舌戦を繰り広げていた。

【1部の追加カード】
アマド バーガス vs. ショーン・ガルシア（RIZINスタンディングバウトルール:3分8R）
カーメル・モートン vs. アルバート・パガラ（RIZINスタンディングバウトルール:3分8R）
神龍誠 vs. ホセ・トーレス（RIZIN MMAルール:5分 3R（59.0kg）
貴賢神―エドポロキングRIZIN MMAルール:5分 3R（120.0kg）※3部の「RIZIN.49」から1部に変更