木村多江、医療用語に四苦八苦「新人研修医さんのような気分」 佐藤隆太、奥田瑛二の出演も発表

俳優の佐藤隆太、木村多江、奥田瑛二が、芳根京子が主演を務める2025年1月スタートのTBS系連続ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(火曜午後10時)に出演することが3日、発表された。

ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』に(左から)佐藤隆太、木村多江、奥田瑛二【写真:(C)TBS】
ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』に(左から)佐藤隆太、木村多江、奥田瑛二【写真:(C)TBS】

芳根京子が主演を務める

 俳優の佐藤隆太、木村多江、奥田瑛二が、芳根京子が主演を務める2025年1月スタートのTBS系連続ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(火曜午後10時)に出演することが3日、発表された。

 本作は、水谷緑著『まどか26歳、研修医やってます!』『あたふた研修医やってます。』『離島で研修医やってきました。』(KADOKAWA刊)を原作に、“お医者さんだって、幸せになりたい!”と願う主人公の研修医が、働き方改革で変わりゆく令和の医療現場で、「研修医はお客様」と皮肉を言われ戸惑いながらも、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、同期の仲間たちと励まし合って、医師として女子として、人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語。

 TBSドラマは約10年ぶり、火曜ドラマは初主演の芳根は、医師1年目のイマドキ研修医・若月まどか(わかつき・まどか)を演じる。そして、まどかの指導医で外科医の菅野尊(かんの・たける)役に鈴木伸之、まどかの同期で研修医仲間の尾崎千冬(おざき・ちふゆ)役に高橋ひかると五十嵐翔(いがらし・しょう)役に大西流星が決定している。

 このたび、本作のさらなる出演者として、芳根演じるまどから研修医たちの先輩医師役に、これまで数々の映画やドラマに出演し、唯一無二の存在感を放っている佐藤と木村が決定した。

 佐藤が演じるのは、院内の全医師の憧れの存在であるカリスマ救命救急センター長・城崎智也(しろさき・ともや)。三度の飯より医者としての仕事が好きで、研修医だけでなく同僚医師や他のスタッフにも厳しく、救急の現場では素早い判断力とすさまじい集中力を合わせ持ち、常に患者や病院のことを考えている勉強家。そして、意外と愛妻家で趣味のオンラインゲームでは、自分が勝つまでやめないほどの負けず嫌いである。

 そして、木村が演じる消化器内科医・手塚冴子(てづか・さえこ)も仕事には厳しいが、女性医師が少なかった時代にキャリアを積んできた経験から、女性の研修医や医師たちの面倒見が良く、優しさと厳しさの二面を持つかっこよくて頼れる存在。過去には結婚を考えた相手もいたが、自分らしくいられる一人の生活が性に合っていると感じ、現在は独身生活を謳歌(おうか)している。

 まどかの前にふらっと現れる謎の男・角田茂司(かくた・しげじ)役には、数々の主演男優賞を受賞し、今もなお第一線で活躍する名俳優・奥田が決定。奥田が演じる謎の男の角田は、院内で発生したコードブルーの現場に向かったまどかと偶然遭遇する。すぐにいなくなってしまいその正体は謎のままとなってしまったが、この出会いがまどかの未来を揺るがすことになる。

木村多江「挑戦になると思っています」

 以下、コメント全文。

○佐藤隆太

「主人公のまどかたちが病院内のさまざまな科をまわる分、登場するキャラクターも多く、明るく賑やかな現場になりそうです。僕が演じる城崎先生は常にひとつのチームを意識しながら救命救急のセンター長として指揮をとっていますが、今回の『まどか』チームも先頭に立つ芳根さんのお人柄もあって、とても居心地の良いご機嫌なチームです。研修医を演じる皆さんと先輩医師を演じる我々の間で、刺激し合えるキャッチボールができることを楽しみにしています。視聴者の皆さんには軽やかな気持ちで、共感を持って見ていただけると思います。何かと忙しい人生を愛おしく感じられる… そんな作品です」

○木村多江

「信頼できるプロデューサーの方からのオファーでもあり、キャラクターもあまりやってこなかった役なので、挑戦になると思っています。すでに医療用語に四苦八苦し、これまたあまり演じたことのない喧嘩のシーンも今から緊張していて…。仕事ができる内科医の役ですが、主人公の新人研修医さんのような気分です。でもお医者様という大変な職業を皆様に身近に感じていただけるよう、また楽しんでいただけるよう、向き合いたいと思いますので、是非ご覧いただけたら嬉しいです」

○奥田瑛二

「若い研修医たちの日常を描く中で彼らを見守りながらその一助となる存在を演じることはこの上ない冥利に尽きる思いです。医者とはなにか…?」

○プロデュース・松本桂子氏

「信頼できる素晴らしいキャストのみなさんにご参加いただけたことに、心から感謝しています。脚本制作では、多くの医師に取材を行い、『医師としての本音や想い』を前川洋一さん率いる脚本チームとともに丁寧に台本に落とし込みました。救命救急医は、瞬時の判断力とリーダーシップが求められる存在です。その『令和のリーダー像』として、親しみやすさと力強いリーダーシップを持つ佐藤隆太さんがまさに適役だと感じました。木村多江さんは、柔らかく優しい印象がある一方、現場では凛とした佇まいがまさに『武士』。ストイックに芝居へ向き合う姿が、優しさと厳しさを兼ね備えた手塚先生と重なります。奥田瑛二さんは、ユニークで親しみやすい一方、その奥にある深みがとても魅力的です。その存在感が、この作品を唯一無二のものにしてくださると確信しています。今どきの研修医と個性豊かな先生たちが織りなすセッションを、ぜひお楽しみください!」

※高橋ひかるの「高」の正式表記ははしごだか

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