杉村太蔵、経済後退を危惧 感染者数増加も「やっている政策は決して間違っていない」

元国会議員のタレント・杉村太蔵が2日、TBS系「サンデー・ジャポン」(午前9時54分~)に出演。新型コロナウイルス感染者数が増え続けている中での政策について持論を展開した。

杉村太蔵【写真:Getty Images】
杉村太蔵【写真:Getty Images】

1日に東京都では新型コロナ感染者数が472人と過去最高を記録

 元国会議員のタレント・杉村太蔵が2日、TBS系「サンデー・ジャポン」(午前9時54分~)に出演。新型コロナウイルス感染者数が増え続けている中での政策について持論を展開した。

 東京都では1日、感染者数が472人と過去最高を記録し、全国各地でも感染者数が増え続けている。そんな中「Go To キャンペーン」など、経済を動かすための政策を進めている。一方で各都府県独自で、飲食店の営業時間の短縮を呼びかけるなどの動きも見られる。

 これについて杉村は「3月4月の感染者数と今は全然比較にならないと思うんです。なぜならば検査の数が全然違うんです」と発言。「100人、200人(の検査数だったのが)、今は5000人、6000人、それがこれから1万に増やす。そうしたら連日過去最高になるのは当たり前」と感染者数増加について話した。

 続けて「西村(康稔経済再生担当)大臣がおっしゃているのは『早期発見、早期隔離、早期治療で重症化させないようにしましょう』。これはデータを見る限り功を奏していますよね。重傷の方が少なくなり、亡くなる方が減っている」と現状を説明。

「従ってね、今私たちがやっている政策は決して僕は間違っていないと思う。むしろこれからはリスクの許容度、コロナの時代でちょっと恐れすぎている」と持論を展開した。

 これにタレントで演出家のテリー伊藤氏が「高齢者は1度感染するとなかなか立ち直れない」と異を唱えると、杉村は「高齢者ももちろん大切」とした上で「医療崩壊よりもこのままいくと、経済後退も本当に真剣に考えないとちょっとバランスが悪すぎないかと、これが僕の考えです」と経済的な打撃が取り返しのつかないものになると真剣な表情で危惧した。

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