事務所に噛みつき退所→相方のスキャンダル…どん底のさらば森田を救った坂上忍との韓国ロケ
お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が11月30日、日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(土曜日午後11時)に出演。波乱万丈の芸人人生を振り返ると共に、恩師について言及した。
『ANOTHER SKY』で坂上からメッセージ「クズで居続けてください」
お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が11月30日、日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(土曜日午後11時)に出演。波乱万丈の芸人人生を振り返ると共に、恩師について言及した。
森田は松竹芸能の養成所で相方・東ブクロと出会い、08年にコンビを結成。12年にはキングオブコントで準優勝した。だが、賞レースでの結果とは裏腹に、くすぶり続ける日々。「自分らも若くて尖ってたし、調子に乗ってたし。事務所が悪いんだっていう間違った解釈で事務所に噛みついた」。13年春、森田らは事務所を退所し、フリーに転身した。
それほど自分たちの可能性を信じていたものの、「辞めた時に、ちょっと荒くれ者みたいなレッテルを貼られた。こいつらが悪いんですよっていうレッテルを貼られちゃった」。森田らはどん底まで沈み、これに東ブクロのスキャンダルも重なった。仕事は激減。そんな中、坂上忍の番組『坂上流ディープな夜遊び』に呼ばれたという。
当時、森田は「全然、テレビとかに出してもらってない」時期。「そんなにお会いすることのなかった芸能人の人たちの中に、三流芸人みたいなのが混じった」状況だったが、韓国で行われたその収録が「めっちゃ楽しかった」そうだ。何故なら、当時、昼の帯番組『バイキング』で司会をしていた坂上が、「韓国でギャンブルする。キャバクラ行く。酒、ガバガバ飲む。タバコ、バカバカ吸う」。
森田は「それでも坂上忍という振り幅はある」としつつも、何も飾らない坂上から、「好感度とかも気にしててもしゃあないしとか、別にあってないようなもんやしとか、思わせてくれたんかな」と感じ、一気に吹っ切れたそうだ。
このエピソードについて、番組では坂上から「森田くんはもう少し己を分かってですね。君が好感度を気にしてどうするんだっていう話なんで、そんなのいいんですよ」とメッセージ。「好き勝手やって、それで結果的に好かれりゃラッキーじゃないですか」「クズという自覚があるならば、どれだけお仕事がお忙しくなってもですね、クズで居続けてください」とのエールも送られると、森田は「初めて芸能界に触れた瞬間が坂上さん。ネットの社会だから叩かれないようにしようとか、ちょっと縮こまってたみたいなところはあったかもしれない」と感謝した。