元モーニング娘。でタレントの高橋愛が11月30日、MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。モー娘。加入の意外な理由を明かし、メインパーソナリティーの明石家さんまを驚かせた。

　リスナーから“悔しさをバネに見返した経験はありますか？”と出演者に質問が寄せられた。文面を読み上げたさんまは「それがハングリー精神につながるっていう。悔しい思いをしてる方が強いとか、世間は言いますからね」と言うと、ヤンタンレギュラー時代に厳しく指導した高橋に対し「これ（ヤンタンが）悔しかったというか」と確認した。

　高橋が「そうですね。泣いたこともありました。ヤンタンで」と打ち明けると、さんまは「高橋泣いてないやろう」と反論。高橋が「1回泣いたことがあって、泣いたことにも怒られて。何で泣いたかは覚えてないんですけど。“ああ、泣いちゃいけないんだな”ってそこで学びました。“おもろくないやろう”って（怒られて）」と振り返った。

　さんまは「“断片的に語るな”ってお前、いっつも言うてるやろう。理由があって泣かしたんや。泣かしたっていうか、オレは泣かすつもりはない。何か一言いうたんが、高橋の胸に刺さって泣いてしもうたんやろう？」と確認した。高橋は「そう。私が勝手に泣いたんです」と明かした。村上ショージが「悔しすぎて？」と予想すると、高橋は「そうですよ。できなくて」と当時に思いをはせ「“おもろないやないか”って、泣いちゃうと面白くなくなっちゃうからっていう（助言だった）」と説明。

　さんまは「そんなひどいこと言ってない」と主張したが、高橋は「ホントに学びました。確かにそうですもん。皆さんを楽しませなきゃ（いけない）」と前向きな意味と受け止めていた。さんまは「“泣いたら笑われへんやないかい、泣いてしもうたら。これぐらいのことでプロが”って」と中身を推測。「（話すときは）そんなん（理由）も付けといてください」と注文した。

　さらに、さんまは38歳の高橋に「人生で悔しかったこととか、一番大きな出来事は？」と過去No.1を聞くと、高橋は「一番大きかったことは、辻（希美）ちゃんが大好きだった人に、中学時代に振られたんですよ、2回ぐらい」と口にし、「それが悔しくてモーニング娘。を受けたんです」と告白。さんまは「うそぉ」と声を上げ、高橋は「それだけじゃないんですけど、それもあって“モー娘。入ってやる”みたいな。っていう理由も一つありました」と公表した。

　現レギュラーで後輩メンバーの横山玲奈、櫻井梨央も驚く中、さんまは「はあ、それはすごい」と発言。高橋は「“見返してやる”って思った」と話した。