米倉涼子、ワールドプレミアを「泣き泣き事件」と回顧 「完成報告会には西田さんもいたけど」と悲しげな表情も
俳優の米倉涼子が19日、都内で行われた『劇場版ドクターX』(12月6日公開、田村直己監督)の完成披露舞台あいさつに出席。10月17日に都内の自宅で虚血性心疾患のため76歳で亡くなった西田敏行さんを思い、どこか寂しげな表情を見せる場面があった。
西田敏行さんは『ドクターX』シリーズに11年にわたり出演
俳優の米倉涼子が19日、都内で行われた『劇場版ドクターX』(12月6日公開、田村直己監督)の完成披露舞台あいさつに出席。10月17日に都内の自宅で虚血性心疾患のため76歳で亡くなった西田敏行さんを思い、どこか寂しげな表情を見せる場面があった。
西田さんは同作で、米倉演じる大門未知子を目の敵にする東帝大学病院の院長代理・蛭間重勝役を担当。2013年の第2シリーズから11年にわたり出演した。
ゴールドと豪華な衣装で登場した米倉は「大門未知子役の米倉涼子です。きょうは言えた……」とあいさつ。同劇場版の完成報告会見は、10月8日に開催されており、西田さんも登壇していた。「完成報告会見には西田さんもいたけど……」とどこか寂しげに語り、「久しぶりにみんなと会えて、うれしい気持ちでいっぱいです」と共演者と会えたことを喜んだ。
また同作は、第37回東京国際映画祭より新設の「ウィメンズ・エンパワーメント」部門で特別上映。思い出を聞かれた米倉は「岸部一徳さんとレッドカーペットを歩いて、とても興奮しました」と声を弾ませ、10月31日に行われたワールドプレミア舞台あいさつでは、西田さんを思い涙を流しており「泣き泣き事件が起きてしまったんですけど……」と回顧した。
舞台あいさつには、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、染谷将太、遠藤憲一、なにわ男子の西畑大吾、脚本家の中園ミホ氏、田村監督も登壇した。
12年10月より7シリーズにわたり放送されたドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。主演の米倉演じるフリーランス外科医の大門未知子が史上最大の危機に直面する姿が描かれ、さらには未知子の誕生のルーツが明かされる。同劇場版をもって、12年続いたシリーズの幕を閉じる。