サバンナ高橋、番組企画で睡眠時無呼吸症候群が判明「完治するような病気ではない」

お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄が19日、都内で行われた「SAS(サス 睡眠時無呼吸症候群)」の啓発イベントに参加した。

イベントに登場したサバンナ・高橋茂雄【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場したサバンナ・高橋茂雄【写真:ENCOUNT編集部】

潜在患者は日本で約900万人いると言われている

 お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄が19日、都内で行われた「SAS(サス 睡眠時無呼吸症候群)」の啓発イベントに参加した。

 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に息が止まったり、呼吸が弱くなったりする病気。高橋は約5年前に出演した番組で、睡眠中の姿を撮影する企画があり「映像を見ていた先生が『完全に睡眠時無呼吸ですよ』って」と診断され、発覚したという。高橋は「そう言われて怖くなって、いびきのアプリで自分のいびきを録音してみた。そしたら、ずっと(音)マックスでガーッて朝までかいていた」と明かした。

「これは怖い」と思って病院を受診したところ、「先生から『顎の形が無呼吸になるために生まれてきたような顎だ』って言われて。どういう褒め方や(笑)。そこから治療しないといけなくなって、検査した」。睡眠時にマスクのような装置をつけて無呼吸を防止するCPAP(シーパップ)治療で改善を図っているという。

 現在の症状を聞かれると、「僕の経験値での話ですが」と前置きし、「完治するような病気ではないんです。ずっと視聴しないといけない病気だから、やっかいなんです。こういう治療したら終わるよってわけじゃないので、付き合い続ける病気」と説明。

 2022年に結婚した妻でタレントの清水みさとから、「寝ているときCPAPが外れていて息が止まっていたよ」と指摘されることも。「奥さんはいびきがうるさくても寝られる人。でも無呼吸の症状が出るのが怖いから(体を叩いて)ドンってしてくる。たまに無呼吸じゃないときにドンってしてくるときもある(笑)」と話した。

「睡眠時無呼吸症候群」の潜在患者は日本で約900万人いると言われているが、そのうち実際にCPAP治療を受けている患者は約70~80万人程度にとどまっているという現状がある。高橋は「身の回りの友達に『いびきかいているなら1回検査に行ってみて』と言ったことある。すると、みんなほぼ無呼吸なんです。ぜひ、ちゃんと病院で検査したほうがいい」と呼びかけた。

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