アイドルグループ・SKE48の井上瑠夏が17日、都内のHMV&BOOKS SHIBUYAで1st写真集『僕から先に言わせてくれ』（扶桑社）の出版記念イベントを開催。イベント前、囲み取材に応じ、本作の見所を語った。

　待望の初写真集は、自然体の姿を収めるべく、2泊3日のロケで地元ある熊本県内を縦断。雄大な大自然が広がる阿蘇の山や川、アイドルになる夢を育んだ地元・泗水の街並みから、通っていた小学校、エメラルドに輝く海が美しい天草など、ゆかりある場所を巡った。

　アイドルらしいガーリーなワンピースで登場した井上は、「写真集を発表したときが6月で発売が11月、約5か月間たくさんお待たせしました。ファンのみなさんがSNSにコメントを書いて喜んでくださって嬉しいです」と笑顔を見せた。

　本作は、「名古屋で大きく成長をして、熊本に里帰り。大人になった幼なじみと、束の間のひとときを過ごす」をテーマに制作。SKE48の総合プロデューサーを務める秋元康氏が考案したタイトルについては、「いくつか候補をいただいて、今回のテーマに一番合っているタイトルで、たくさん見てくださった方が何か言いたくなるような写真集になったらいいなと思い選びました」と言及した。

　帯にも秋元氏から「この写真集を見て、男の子たちは君の元に殺到するだろう。そして、我先に告白しようとするに違いない。『僕から先に言わせてくれ』」というメッセージが。帯文を眺めながら、「48グループの写真集を自分で買うほど大好きだったので、本当に夢のようで光栄です」と喜んだ。

　お気に入りショットとして白のランジェリー姿のページを紹介し、「初めてランジェリー姿に挑戦したのですが、写真集で憧れのアイドルさんが着ていたランジェリーと似ていて、リボンが付いていて。大人っぽさの中にも、かわいさがあって、これなら私も挑戦できると思いました。一番お気に入りの白いランジェリーです」とコメント。撮影を振り返り、「たくさん水着やランジェリーを着させていただいて、最初はドキドキしたのですが、撮影している時は楽しかったです」と話し、「ファンの方やメンバーの反応、見てもらうときがドキドキしました。年齢より下に見られることが多いので、『いつものるーちゃん（井上の愛称）じゃない！』、設定が幼馴染なのですが『これ幼馴染じゃないでしょ！』とツッコミをいただきました」と話した。

　撮影に向けては、さまざまなアイドルの写真集を参考したと説明し、「同じ熊本県出身の田中美久さん、SKE48を卒業された江籠裕奈さんの写真集も買っていて、ランジェリーを参考にさせていただいたのは、“かわいいの天才”と言われていた星野みなみさん。女優でしたら有村架純さん。たくさんの写真集を見ました」と明かした。