佐藤勝利『世にも奇妙な物語』初主演&自身初の“本人”役「自然体でいる難しさはありました」
timeleszの佐藤勝利が12月14日放送のフジテレビ系『世にも奇妙な物語’24 冬の特別編』(午後9時)内のエピソード「City Lives」で初出演を務めることが15日、発表された。演じるのは自身初の“本人”役となる。
共演者に片山友希、板倉武志
timeleszの佐藤勝利が12月14日放送のフジテレビ系『世にも奇妙な物語’24 冬の特別編』(午後9時)内のエピソード「City Lives」で初出演を務めることが15日、発表された。演じるのは自身初の“本人”役となる。
『世にも奇妙な物語』は、1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送。これまで各時代を代表するような作家や脚本家と俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。今年も珠玉の4つの“奇妙な”短編ドラマを放送する。
今回、「City Lives」で佐藤が演じるのは自身初となる“本人”役。アーティスト活動はもちろん、今年2月から上演された舞台『モンスター・コールズ』(2024年)では主演を務めるなど、舞台・映画・ドラマと俳優としての活躍もめざましい。
本作では、佐藤が「動物番組」のロケだと聞かされ車で待機していたところ、“街”と呼ばれる世界最大の生き物に飲み込まれてしまうところから物語は始まる。佐藤と一緒に飲み込まれてしまった番組メイキングカメラマンの水谷賢太郎(板倉武志)と共に、謎に包まれた“街”の生態を特集すべく、その街で唯一の生きる人間である、都市型生物保護機構の保護官・辻みさき(片山友希)に密着取材することになり……。
佐藤は「この作品は『世にも奇妙な物語』チームが作る動物番組と思っていただければと思います(笑)!設定だけ見たら“街が生き物って変なの!”と思うかもしれないですけど、見続けていただければ街が愛おしい存在になるとはず」と語った。
なお、本作は2023年1月~2月に「火曜ACTION!」枠で放送された同名の連続ドラマのコンセプトを元に、新たにストーリーと役者で送る“奇妙”らしい作品となる。
保護官のみさきを演じるのは片山友希。「火曜ACTION!」版の同名作品に引き続き出演する。片山と佐藤は、本作で3度目の共演。また、番組メイキングカメラマンの水谷は板倉武志が演じる。
本作への出演「小さい頃から見ていた番組だったのでうれしかった」
以下、コメント全文
○佐藤勝利
――本作への出演について。
「小さい頃から見ていた番組だったのでうれしかったです! 撮影しながら、この番組に僕が出られるなんてすごいなと思っていました(笑)。子供の頃、特に印象的だった作品があって“ここを触ってください”と表示されたところを触ったら血が流れてきて、“なんだこの面白い番組!”って。その奇妙さがとても印象に残っています。僕が出演させていただく作品は、その記憶に負けないぐらい奇妙な作品になっていると思います!」
――台本を読んだ感想。
「街が動物として描かれている信じがたい作品だなと思いました(笑)。読み進めていくと、本当に街が動物のように思えてくるので不思議な感覚になりました」
――本人役を演じてみての感想。
「誰かになりきるという方が慣れているので、自然体でいる難しさはありました。その分、台本に書いてないことをいってもリアルになりますし、自分がこの世界に入ったらこう思うなと楽しみながら演じられる部分もたくさんありました!」
――視聴者の方へのメッセージ。
「この作品は『世にも奇妙な物語』チームが作る動物番組と思って頂ければと思います(笑)! 設定だけ見たら“街が生き物って変なの!”と思うかもしれないですけど、見続けて頂ければ街が愛おしい存在になるはずです。動物番組を見ているような温かい気持ちにもなりますし、クライマックスのシーンは爽快感があります。是非お楽しみください!」
○針谷大吾氏・小林洋介氏(脚本・演出)
「世界でいちばん大きい動物はなにか?それは“街”だ――。
生きている街が動き、息をして、人と交流するお話です。2023年に『火曜ACTION!』の枠で放送された連続ドラマを元に、今回はガラッと変わった物語になっています。
短編という枠でこの(文字通り)巨大な虚構を成立させるにあたり、佐藤勝利さんの存在感とキャラクターの力を借り、気持ち悪くて可愛くて、大嘘なのにリアルで、怖くて楽しくて爽快な、世にも奇妙な王道エンタメを目指して作りました。
『火曜ACTION!』版にひきつづき片山友希さん、新たに板倉武志さんもむかえ、撮影スタッフ、VFX・音響スタッフはじめ全関係者が、全行程でたゆまぬ全力投球をがむしゃらに叩き込み続けた作品です。どうぞ音量大きめで、最後までお楽しみください!」