橋本大地 大谷“爆殺”ならずドロー「2人だけの世界に入ってしまった」
ゼロワン26日の東京・靖国大会で、大日本プロレスの橋本大地(27)は大谷晋二郎(47)と激しい打ち合いの末、30分引き分けに終わった。
ゼロワン靖国大会で一騎打ち
ゼロワン26日の東京・靖国大会で、大日本プロレスの橋本大地(27)は大谷晋二郎(47)と激しい打ち合いの末、30分引き分けに終わった。
大地は古巣の代表に容赦ない打撃戦を仕掛け、鋭いミドルキックを何度も胸板に叩き込む。雄たけびを上げて襲い掛かったが、団体を背負う大谷はしぶとく立ち上がる。大地も自らコーナーに尻餅をついて大谷の顔面ウオッシュを受けて立つ器量を見せた。大谷を蹴りまくり、STFやファルコンアロー、DDTまで繰り出したが、逆に水面蹴り、フライングニールキック、原爆固め、コブラホールドで逆襲され、勝利は奪えなかった。
しばらく立ち上がれなかった大地は、大谷と握手することなくバックステージへ。「こういう時にクソ力発揮してくるんだよな」と大谷の意地を認めつつも、悔しさをあらわに。「負けはしなかったけど、勝てはしなかった。これはでかいよ。やってて自分も楽しくなっちゃったのもあった。大谷晋二郎と2人だけの世界になっちゃった。次やる時が来るなら、ドローじゃない。スリーを大谷晋二郎から取るよ」と次戦での“大谷超え”を自らに厳命した。
大日本の11・4両国大会ではBJW認定世界ストロングヘビー級王者・佐藤耕平(42)に挑戦する。「今日の試合で自分の中の何かが変わってきた」と、手ごたえもつかんだ様子だった。