赤楚衛二、日テレ新ドラマ『相続探偵』で主演 相続問題を解決する探偵役「誰もが一度は向き合うテーマ」

俳優の赤楚衛二が、2025年1月から放送される日本テレビ系ドラマ『相続探偵』(土曜午後9時)で主演を務めることが12日、発表された。

ドラマ『相続探偵』主人公は赤楚衛二に決定【写真:(C)⻄荻弓絵・幾田羊/講談社】
ドラマ『相続探偵』主人公は赤楚衛二に決定【写真:(C)⻄荻弓絵・幾田羊/講談社】

10日にドラマ化発表も主人公は明かされず

 俳優の赤楚衛二が、2025年1月から放送される日本テレビ系ドラマ『相続探偵』(土曜午後9時)で主演を務めることが12日、発表された。

 原作は、2021年から『イブニング』(講談社)で連載された漫画『相続探偵』。『SPEC』シリーズで知られる脚本家・西荻弓絵が手がけ、幾田羊が作画を担当している。「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリーで、難解な相続問題を風変わりな主人公が個性豊かな仲間たちと、コミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。毎話異なる難事件をテーマに、ユニークで予測不能なミステリーが展開される。

 今作の放送はすでに10日に発表されていたが、解禁された原作コミックスの表紙を模した特別ビジュアルでは主演俳優の顔は遺言書により巧みに隠されていた。

 今回発表された元弁護士でワケありの経歴を持つ主人公の、遺産相続専門探偵・灰江七生(ハイエナオ)を演じるのは、赤楚。日テレドラマで主演を務めるのは2度目となる。探偵役は赤楚自身初挑戦。「灰江というキャラクターの持つ魅力を視聴者の皆様にお届けできるように演じていきたい」と意気込んでいる。

 以下、赤楚のコメント全文。

――原作を読んだ時の気持ちについて。

「『相続問題』は、人が生きていく中で誰もが一度は向き合うテーマだと思います。これまで『遺産相続』と聞くと、どうしても争いや不幸といったネガティブなイメージが強かったのですが、この作品では、主人公たちが遺言書に込められた故人の想いを丁寧にひも解いていくことで、亡くなった方、残された人々がそれぞれの幸せを見つけられているように感じました。心に染みるシーンがたくさんあったのですが、特に心に響いたのは、“遺言書って、愛する人に出す最後の手紙だから”というメッセージです。この言葉には、グッと共感しました」

――赤楚が演じる主人公・灰江七生について。

「灰江七生は、元エリート弁護士でありながら、少しワケありの過去を持つ遺産相続専門の探偵です。彼は飄々とした雰囲気ながらも、非常に頭が切れ、難解な相続問題を鮮やかに解決していく魅力的なキャラクターです。灰江の独特な動きや個性的な仕草がとても印象的で、彼ならではの個性やクセを表現できるよう心がけています。これから監督さんやプロデューサーさんと意見を交わしながら、灰江というキャラクターの持つ魅力を視聴者の皆様にお届けできるように演じていきたいと思います」

――作品の見どころと視聴者へのメッセージについて。

「本作は、遺産相続のトラブルや謎を解き明かす探偵を主人公にしたミステリー作品です。主人公が相続にまつわる、さまざまな問題や隠された謎に挑み、遺言書に込めた故人の想いを明らかにしていく展開が物語の見どころとなっています。また、本作では漫画では描かれなかった主人公の過去にも迫り、物語が進むにつれて、灰江七生の人物像が明かされていくので、そのストーリー展開も見どころとなっています。『相続問題』は人が生きていく中で誰もが一度は向き合うテーマであり、共感できるところもたくさんあると思いますので、遺言書に秘められた想いを探りながら楽しんでください」

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