島田紳助さんがかつてライバル視していた意外な人物 中山秀征が回想「“さんまには負ける”って」
タレントの中山秀征が6日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。かつて芸能界に君臨した大物司会者で、2011年に引退した島田紳助さんの分析力のすごさを明かした。
いずれライバルになると分析していたのは古舘伊知郎
タレントの中山秀征が6日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。かつて芸能界に君臨した大物司会者で、2011年に引退した島田紳助さんの分析力のすごさを明かした。
デビュー以来、第一線を走り続ける中山は、さまざまな大物と絡んできた。紳助さんとは『クイズ!!ひらめきパスワード』で共演した。「紳助さんは超分析するんですよ。全部データを集める人なんですよ」と紹介。「ちょうど”ひらめきパスワード”のころ、一緒にパネラーやってるころ飲んでたんです。僕20歳ぐらいで、紳助さん30代前半だったと思うんですけどね。飲んでるときにね、“ヒデ、オレのこれからのライバルになるの誰か分かる?”っていう話になったんですよ」と告白した。
「“誰ですか? 紳助さん。(明石家)さんまさんですか?”って言ったら、“さんまとやったら勝てない”(って)。“何で? 紳助さんも面白いですよ。さんまさんも面白いですけど、紳助さんも負けてないぐらい面白いと思いますよ”って言ったら、“違う。同じ話をしたら負けるんだ。何でかっていうと、さんまには華があってオレにはないんだ”って言うの。“だから、さんまとは勝負しないんだ”と。“持ってるものが違うから、同じ話をしたら負ける”と」とやりとりしたという。
「“じゃあ、誰がライバルになるんですか”ってそのとき聞いたら、“いずれライバルになるのは古舘伊知郎だろう”と」と名前を挙げたという。「そのとき、フリーになったかならないかぐらいですよ、古舘さんが。プロレス中継ではものすごい人気でしたけど。そののちに『報道ステーション』やるなんて、その時点では誰も想像もしてないですよね。でも、いずれ紳助さんも報道に行ってライバルになり、選挙特番は日本テレビは紳助さん、テレビ朝日は古舘さんの日が来るわけですよ」と紳助さんの考えた通りになったと説明。
MCのかまいたち・濱家隆一は「(紳助さんには)見えてたんかなあ」と驚愕し、中山は「それ(2つの選挙特番)をザッピングしたときに“オレ、この話聞いた”(って思って)。何十年後かですよ。そっから20年後ぐらいですけど。そういう日が来るわけですよ」と目を輝かせながら話した。
テレビに映らない故・やしきたかじんさんについても語った。中山は「たかじんさんの家行ったときも、あんなムチャクチャ言ってるのに、家に帰ったらテレビ6台も7台もあって、同時につけてるんですよ」と意外な姿を明かした。「全部見てて、自分の番組の色と、裏の番組で何をやってるかを全部見比べるんです。ないものをやるんです。だから負けないですよ」と人気を誇った秘密を披露。超売れっ子になったかまいたち・山内健司は「うわぁ、もっと見なあかんな」とあせっていた。