白本彩奈、10年ぶりに“父”中井貴一と再共演「不思議な気持ち」 K-POPが大好きな患者役

俳優の白本彩奈がテレビ朝日系連続ドラマ『ザ・トラベルナース』(木曜午後9時)第4話に患者役でゲスト出演することが4日、発表された。

ゲスト出演する白本彩奈【写真:(C)テレビ朝日】
ゲスト出演する白本彩奈【写真:(C)テレビ朝日】

『最後から二番目の恋』シリーズで中井貴一と親子役

 俳優の白本彩奈がテレビ朝日系連続ドラマ『ザ・トラベルナース』(木曜午後9時)第4話に患者役でゲスト出演することが4日、発表された。

 手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いけどアメリカ仕込みの優秀なトラベルナース・那須田歩(岡田将生)。そして、柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多き嘘つき(!?)スーパーナース・九鬼静(中井貴一)。卓越したスキル&熱き哲学を持った最強曲者ナース・コンビが、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ヒューマンドラマ。

 7日放送の第4話ではテレビドラマ・ファン胸熱の共演が実現。なんと、『最後から二番目の恋』シリーズ(2012年、2014年)で中井と親子役を演じた白本が、患者役でゲスト出演。『続・最後から二番目の恋』以来、実に10年ぶりに“父”との再共演を果たす。

 白本が今回演じるのは、潰瘍性大腸炎が悪化して再入院したK-POPが大好きな患者・四宮咲良。推しのグループの来日ライブまでに退院しようと、前向きに治療に専念する女性。

 今回、ベリーショートになりたてでの撮影だったこともあり、「“はじめまして”の自分がいるような気持ちで、、(笑)何もかも新鮮に感じられました。それが第4話でも大切な要素となる“咲良の素直で前向きなエネルギー”につながったのかな、と思います」とニッコリ。

 また、『ザ・トラベルナース』は「前作からファンとして視聴していた」そうで、「現場でも『あ…! あの世界に私がいる…!』と、静かに興奮していました」と、今作で受けた新たな刺激の数々を振り返り、声を弾ませた。

 そんな白本がポジティブかつ全力で演じる咲良は、同タイミングで入院した斉藤四織(仙道敦子)、そしてクレーマーとして有名なモンスターペイシェント・四谷純子(西尾まり)と同じ大部屋で、思わぬ騒動に巻き込まれていくことに――。

中井貴一との再共演「すごく楽しかった」

 以下、白本のコメント

――本作から出演オファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。

「まさか…!! と驚きました。続編が決まり、ニュースに出たその瞬間から、放送を本当に楽しみにしていたので、そんな作品に私も参加できるんだと歓喜しました」

――今回は患者の四宮咲良を演じられますが、役作りで心掛けたことを教えてください。

「咲良にとっては、K-POPが前を向くモチベーションになっているので、私自身が夢中になっていることをよくイメージしていました。実際の撮影では…個人的なことなのですが、ベリーショートになりたてでの撮影だったので、“はじめまして”の自分がいるような気持ちで、、(笑)何もかも新鮮に感じられました。それが第4話でも大切な要素となる“咲良の素直で前向きなエネルギー”につながったのかな、と思います」

――『ザ・トラベルナース』の撮影現場の雰囲気、岡田将生さんの印象はいかがでしたか。

「皆さんで試行錯誤を重ねたり、その場で面白そうなことをやってみたり…と、熱気を感じる現場でした! 岡田さんはとても気さくで、現場ではクスッと笑ってしまうような瞬間もあり、和やかな方でした」

――『最後から二番目の恋』シリーズ(2012年~)では中井貴一さんの娘役を演じられました。シリーズ最終作『続・最後から二番目の恋』(2014年)から10年ぶりとなる共演はいかがでしたか。

「お会いするのは昨年の秋頃、中井さん主演の舞台を観劇させていただいた以来でした。現場にずっとお父さんがいるみたいで、緊張しました(笑)。でも、すごく安心感もあって、なんだか不思議な気持ちでした。前回は親子でしたが、“看護師と患者”という新しい関係性での共演もうれしかったですし、実際にすごく楽しかったです」

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「前作からファンとして視聴していたドラマに出演できるなんて、改めて本当にうれしいです。現場でも『あ…! あの世界に私がいる…!』と、静かに興奮していました。第4話で皆さんとお会いできることを楽しみにしています! そして、私も皆さんと同じように、毎週の放送を楽しみにしています!」

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