SWEET STEADY「可憐さは負けない」 デビュー7か月で見えた“自分たちのカラー”
アイドルグループ・SWEET STEADYは今年3月にデビューし、デビュー後わずか3か月でEX THEATER ROPPONGIでのワンマンライブを成功させた。芸能事務所「ASOBI SYSTEM」のアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNEに続く第3のグループとして誕生した、個性豊かな7人がデビューからの7か月間と“すいすて”の強みについて語った。
12月18日には1stシングルCDを発売
アイドルグループ・SWEET STEADYは今年3月にデビューし、デビュー後わずか3か月でEX THEATER ROPPONGIでのワンマンライブを成功させた。芸能事務所「ASOBI SYSTEM」のアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNEに続く第3のグループとして誕生した、個性豊かな7人がデビューからの7か月間と“すいすて”の強みについて語った。(取材・文=小田智史)
破竹の勢いを見せるFRUITS ZIPPER、CANDY TUNEの“妹分”グループとして2024年3月に誕生したSWEET STEADY。グループ名には、「かわいい(SWEET)」を集めた花束のような彼女たちが、さまざまな経験をする中で「着実に(STEADY)」一歩ずつ成長して欲しいという思いが込められている。
メンバーは奥田彩友、音井結衣、栗田なつか、塩川莉世、庄司なぎさ、白石まゆみ、山内咲奈の7人。グループの全員がアイドル活動歴を持つのは、「KAWAII LAB.」としては初となる。
今年6月にEX THEATER ROPPONGIで初ワンマンライブ「SWEET STEADY 1stワンマンライブ -始まりの合図-」を開催。目下、1stシングルCD『ぱじゃまぱーてぃー!/ダイヤモンドデイズ』(12月18日発売)のリリースイベント期間中で、グループ結成1周年を記念した東名阪ツアーを2025年4月に開催することも決まった。10月19日に行われた千葉・幕張メッセで行われた大型アイドルイベント「GIGA・GIGA SONIC presented by ドラゴンエッグ ~ in 幕張メッセ vol.2 ~」にも初出演するなど、日に日に注目度は高まっている。
充実した7か月間も「初心を忘れず」
――SWEET STEADYは2024年3月のデビューからまだわずか7か月ですが、世界最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」にも出演するなど多くのイベントを経験し、1stシングルCD初発売も決まっています。
白石まゆみ(以下、白石)「デビュー3か月でワンマンライブをEX THEATERでやることができて、1000人以上の方に来ていただいたり、レッスン、ライブ…濃い毎日を過ごせています。まだ7か月かと思う反面、もう7か月か、と。もっと成長して、“すいすて(SWEET STEADYの愛称)”の良さを伝えていきたいです」
栗田なつか(以下、栗田)「もう7か月、という気持ちです。いろんな活動やレッスンで忙しかったんですけど、『ぱじゃまぱーてぃー!』のミュージックビデオを100万回以上見ていただけて、この勢いでもっとたくさんの方に知っていただきたい、もっと頑張ろうと思いました」
塩川莉世「デビューは3月だったんですけど、メンバーとの初顔合わせは(23年の)11月初めだったので、あと少しで『はじめまして』をしてから1年がたつんだなと思うと、本当にあっという間。明日の予定がわからないくらい、いろんなお仕事をさせていただいて、それも『KAWAII LAB.』にいるからだなと実感して、毎日幸せな気持ちで過ごしています」
音井結衣「3月にデビューして、夏フェスにもたくさん出演させていただいて、あっという間に時間が過ぎました。今まで夢見ていたイベントのステージに立てたり、媒体に出させていただいたり、夢がかなった7か月だったと思っています。これからもファンの方と一緒に夢を見ていけるように、頑張りたいなと思いました。
山内咲奈(以下、山内)「この7か月でたくさんの人に出会えました。最近思ったのが、電車に乗った時に、“すいすて”の話をしている人がいて」
他のメンバー一同「えーー!」
山内「普通に街を歩いていたらたまに“すいすて”の話をしている人がいて、『私たち、知名度あるー』と思って(笑)。そういう経験が増えて、『アイドルっぽいな』ってうれしくなりました。もっといろんな街で“すいすて”の話が飛び交うようにしていきたいです』
奥田彩友(以下、奥田)「デビューして7か月とは思えないくらい、毎日すごく充実しています。今の勢いの流れで、これからもっと上に行けたらいいなと思います」
庄司なぎさ(以下、庄司)「すごく目まぐるしい7か月でした。ありがたいことにいろんな経験をさせていただきましたが、初心を忘れず、周りの方への感謝を忘れないようにしないといけないなって。『SWEET STEADY』のSTEADYは『着実に一歩ずつ』という意味があるので、これからも着実に一歩ずつ成長して、ファンの皆さんと一緒に素敵な景色を見て行けたらと思います」
SWEET STEADYの色は「可憐さ」
――「ASOBI SYSTEM」のアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」には、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREETと4つのグループが存在します。今夏にCUTIE STREETがデビューし、“すいすて”にも妹分ができました。
庄司「KAWAII LAB. MATESとして、デビュー前に一緒に活動していたメンバーもいるので、先輩・後輩の意識はあまりないですけど、すごく勢いのある4つ目のグループが誕生したということで、私たちも刺激をもらっています。事務所とかで交流があるんですけど、とにかくかわいいので、かわいいなって癒されています(笑)」
白石「かわいいです、全員」
栗田「本当にかわいいよね」
――デビュー時点では、「自分たちでもまだ“すいすて”の色が分かっていない状態」と話していましたが、この7か月間でその色は見えてきましたか?
栗田「SWEET STEADYのモチーフは『花』なんですけど、『可憐さ』は他のグループにも負けないと思います。全員がアイドル経験者なので、『ここで絶対次は夢をかなえるぞ』という熱量は1人ひとり強いと思います」
白石「ファンの方々もすごく優しくて、私たちと同じ雰囲気というか、すごく温かいんです。それは、どこにも負けません!」
奥田「マネージャーさんにも『“すいすて”は一番真面目』と言われるので、それも私たちの強みじゃないかなと思います」