西川のりお、後輩ジャンポケ2人への心配を吐露「名前を変える、変えないの話をしてた」
ベテラン漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが24日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。ジャングルポケットの元メンバーである斉藤慎二が不同意性交などの疑いで書類送検され、吉本興業からマネジメント契約を解除されたことについてコメントした。
『ますだおかだ増田のラジオハンター』でジャンポケに言及
ベテラン漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが24日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。ジャングルポケットの元メンバーである斉藤慎二が不同意性交などの疑いで書類送検され、吉本興業からマネジメント契約を解除されたことについてコメントした。
事務所の大先輩となるのりおは、「わが社のね、いまわが社じゃないけど、即解雇しましたけど、斉藤君」と触れると、「今残ったおたけと太田(博久)2人で仕事入ってるんですよ。後輩のこと心配してるんでね。今、学園祭のシーズンでね、(2人は)東京やから学祭がいろいろあるわけです。営業部の担当が”NGが来る”と」と影響があるとした。
「『何でNGやねん?』って言うたらね、『“ジャングルポケット”という名前がまずい』と。今までまずくなかったのはわかるわね。女子校なんかの文化祭やったら、ちょっとやっぱり反応起こしてると。イベンターはOKしたけど、学校の人が『ちょっと』ってなったみたいやね。学校から来て、決まってたけどNGになって。『名前変えないか?』いうて、あの2人も難しいとこ来てんねん」
のりおは「『ジャングルポケット』って、もともとおたけと太田がやってたんよ。後から斉藤が入ってんよ。あの2人が考えた名前なんよ。斉藤が濃い男やわね。入って、いったんよね。ブレイクしてん。2人はどっちかというと濃いことないから、斉藤すごく濃いから、『ジャングルポケット』いうたら、顔のイメージ来んの斉藤の顔、目に浮かびませんか。斉藤の印象がきつすぎてね、『ジャングルポケット』の名前を変える、変えないの話をしてたね」と事情を説明した。
メインパーソナリティーのますだおかだ・増田英彦が「変える方向で動いてる感じなんですか?」と聞くと、のりおは「いや、彼らは愛着心あるみたいやね。自分らで作って来た名前やし。今後どうするかを考えてると思うのよ」と気遣った。
のりおは、斉藤の不祥事のうわさが耳に入っていたという。「どこまでほんまかわかれへんわね」とした上で、「最初、お金っていう話、聞いてんよ」と金銭問題とし、「けっこうな額やと、巨額」と聞いていたとした。表面化した今回の件については「聞いてたことは聞いてたけどね。その件に関しては『ああ』とはびっくりしなかったけど、ただ(ロケバスという)場所のびっくりだけをしたわけね。潔癖やとは言わんけど、自業自得で何も言えないことなんでね」と考えを示した。
代役メンバーを補充するのもありと助言
事件が起きた夏場の前に斉藤と対面したというのりおは、太った印象だったといい「『お前、家ずっと帰ってんのか』言うたら、『帰ってます』言うて。『女房の前でスナック菓子ばっかり食べて、寝転んでボロボロ粉をこぼして女房に怒られるんです』言うから、家庭円満でいってんのかなと思うてたんが、ちょっと『えっ』ていう感じはあんのよ。これ(契約解除)は会社としたら、反応速かったんは当然いうたら当然やね」と話した。
また、「いろいろ厳しなってる。昭和の芸人がどうのこうの言わんけどね。彼は時代が2つか3つ戻っとったらね、ひょっとしたらが3つぐらいつくよ。帰って来られるかわかれへんけどね、今の時代やったら100%アウトやね」と復帰も難しいとした。
のりおは、解散でピン芸人になった元プラス・マイナスの兼光タカシにも言えることとし、”情”で仕事が増える時期が終わったときが勝負とし、「人間、あるとこからフラットで見る」と話した。増田が「(周囲が)”応援したい”と思ってる期間に何らかの形、結果を出さないといけないっていうことですか」とかみ砕くと、のりおは「これは意外と簡単なようで簡単じゃないのよ」と心配した。
のりおは「もういっぺん、ジャングルポケットも兼光に関しても、誰か見つけて組み直した方がいいというのが僕の中の考えやけどね。もともと、そっちの方が彼ら才能というか持ってるからね。そういうときに生かされるから」と代役メンバーを補充するのもありと助言し、「2人で頑張んのもいいけど、また新しい相方入れてやるのも手やと思う」と続けた。