朝ドラ出演のミルクボーイ内海崇「あんな大写しなるとは」 「幻のセリフ」の裏話を告白

2019年M-1王者・ミルクボーイの内海崇が22日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。この日の第17話から登場したNHK連続テレビ小説『おむすび』について、”ボケ”の入ったセリフが1つ飛ばされていたことなどを明かした。

ミルクボーイの内海崇【写真:ENCOUNT編集部】
ミルクボーイの内海崇【写真:ENCOUNT編集部】

NHK連続テレビ小説『おむすび』に出演

 2019年M-1王者・ミルクボーイの内海崇が22日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。この日の第17話から登場したNHK連続テレビ小説『おむすび』について、”ボケ”の入ったセリフが1つ飛ばされていたことなどを明かした。

「朝ドラ俳優の内海です」とあいさつした内海は、「ついに今日放送がありました。見ていただけましたか」と声を弾ませた。相方・駒場孝とABC・澤田有也佳アナウンサーが視聴したと言うと、「見ました? 出てたでしょう? あんな大写しなるとは」と想定外のアップがあったとした。

『おむすび』神戸編で小学校の教師・大崎を演じる内海は、橋本環奈演じるヒロイン・米田結の父で北村有起哉演じる理容師・聖人から角刈りにしてもらっている場面で登場。澤田アナは「笑っちゃいました」と口にした。内海が「どこで?」と尋ねると、「出てきた瞬間の顔。何とも言えない表情」と笑った。

 内海は、散髪シーンは前後から撮影し、後ろから撮る場合はセットの鏡を設置し、前からの場合は取り除いていると説明。日差しも照明であること、街もセットで、理髪店のトニックや昔のおもちゃなどの細部にもこだわっていると伝えて、駒場&澤田アナを感心させた。

 ただ、興味津々の駒場から糸島編の自宅に関する話などを聞かれると、「知らん。オレ出てへんやん、そこ」とトーンダウン。駒場から「朝ドラ俳優、全部知ってるかと思った」といじられても、「出てへん。入れてもらわれへん。撮影ない日は」などとぶっきら棒に返した。

 衣装合わせの日に全スタッフからあいさつされたという内海。最初のセリフは「さすが米田さん、ビシッと決まっと~わ」と聖人の腕前を神戸弁でほめるフレーズだった。内海は「セリフそんなにないからさ、頭に入れて行ってたんやけどさ、みんなで1回練習とかもそんななく。本読みとかも事前にやってはるらしいねん。行ける人は、週の初めみたいな感じで。いきなり”テストです”みたいな感じやったから、結構ビビったね。覚えて行っといて良かったていう」と振り返った。

“ボケ”の入ったセリフはカット

 台本を持参した内海は、2人に見せながら読み進め「さすが米田さん、ビシッと決まっと~わ」と生で初ゼリフをリピート。澤田アナは「うまくなってません? オンエアより今の方が」と話すと、内海は「これが第一声やったからね」と返答。駒場から「緊張感すごかった、ホンマに」と指摘すると、内海は「オレ、まばたき死ぬほどしてたやろう」と明かした。北村はプロの指導を受け、ロケバスでも練習して、本番でははさみが髪に当たっているという。

 大崎の設定について、駒場が独身か既婚か聞くと、内海は「これはごめんなさい。言えないです」と口をつぐみ「大崎の今後にも注目していただいたら」とアピール。20代というと、駒場が「えっ、アレで?」と疑問視。澤田アナが吹き出すなか、駒場が「30(歳)前でしょ?」と言うと、実年齢38歳の内海は「そうそう、そうそう」と肯定した。

 内海は「幻のもう1セリフがあったのよ。時間のあれで入ってなかったんやけど」と告白した。「”2人仲ええなあ”っていうのがあったじゃないですか。姉妹に向かって。それまでにここのセリフがあったんですよ」と台本を2人に示し、「これは放送されてないよね。オレだけじゃないよね」と確認。「ちょっと言うたら、ボケシーンがあったんやけど、たぶん時間の関係とかもあって、”カットするなら絶対ここや”ってなったのか」と言うと、澤田アナは「言ってほしかったなあ」と残念そうに語った。

 内海も「だからこその(次の)サングラス(シーン)だったっていう」とし、駒場も「なるほどね。それがないと意味ないね、サングラスが。効いてくるってことね、よりね」と理解した。内海は「”ある人に憧れてる”ってセリフがあったんやけども」とヒントを出した。その後「うれしいわ。こんな出さしてもらって。このセリフも言いたかったんやけどね」と少し悔やむ内海に、駒場が「大崎は何人兄弟なの」と質問。内海は「知らんがな。誰に聞きに行くねん。怒られるわ。”いま忙しいんですよ”って」と即答した。

 駒場から「入れといてくれよ。”わからないとできないんで”って」と注文がつくと、内海は「”もう大崎映さんとこう”ってなるよ。うるさいから」と返した。内海は初出演のシーンについて演出家から「もっと暴れちゃってもらってもいいんで」と言われたと気にした。

「何したらええんやろ?暴れられてないんやと思ったら、情けなくて。”思ってたより小さかったです”っていわれたようなもん。暴れ方が小さい(って)」とこぼしたが、直後に「反省を生かして、ちょっと前にも撮影があったんですけど、そこは自分のアドリブじゃないけど、入れましたよ私。そんなんなってきてます。使われてるかわからないけどね。暴れようとはしてます」と強気に宣言。駒場は今後の”暴れ大崎”について、アドリブか台本かわからないため、ラジオで”答え合わせ”をしてもらうとした。

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