伊東四朗、『劇場版ドクターX』にカムバック 八木莉可子、田口トモロヲが出演

俳優の八木莉可子、伊東四朗、田口トモロヲが12月6日に公開する映画『劇場版ドクターX』に出演することが22日、発表された。

映画『劇場版ドクターX』に出演する(左から)田口トモロヲ、八木莉可子、伊東四朗【写真:(C)2024「劇場版ドクターX」製作委員会】
映画『劇場版ドクターX』に出演する(左から)田口トモロヲ、八木莉可子、伊東四朗【写真:(C)2024「劇場版ドクターX」製作委員会】

伊東は、第3シリーズ以来となる「ドクターX」への出演

 俳優の八木莉可子、伊東四朗、田口トモロヲが12月6日に公開する映画『劇場版ドクターX』に出演することが22日、発表された。

 2012年10月より7シリーズに渡りテレビ朝日系列で放送されていた連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。主演の米倉涼子演じる、大学病院の医局に属さず、怪しい名医紹介所に所属しながら、さまざまな病院を渡り歩いている、孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマ。

「論文のお手伝い、学会のお供、ゴルフの送り迎え、医師免許がなくてもできる仕事は、一切致しません。どんな手術もいたします。私、失敗しないので。」

 特技・手術、趣味・手術。群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけを武器に突き進む、“絶対に失敗しない”大門未知子が難易度の高い手術を行い、さらに群れ・権威・束縛…といった概念を打ち砕いていく姿が、日本中に爽快感を与え人気を博し、長年にわたって愛されて続けている。

 本作では、主演の米倉をはじめ、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳、西田敏行さんら、おなじみのレギュラーメンバーが大集結。また、脚本に中園ミホ氏、監督にテレビ朝日の田村直己氏と、ドラマシリーズをけん引してきた最強の布陣が大集結。さらに、染谷将太、西畑大吾(なにわ男子)、綾野剛も出演する。先日行われた完成報告会見では、米倉より本作が「FINAL」ということが発表された。発表されるとSNS上では、「大門先生とみんなに会えるのが最後だと思うと寂しい」「終わらないで!!」など、名残惜しい声が溢れた。

 本作で初めて明らかとなる未知子のルーツ。そこで描かれる医学生時代の未知子を、連続テレビ小説『舞い上がれ!』でヒロインの恋のライバル役を熱演し注目を集め、現在放送中の『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』では主演を務めている八木が演じる。孤高のフリーランスの外科医・大門未知子はどのような医学生時代を過ごしていたのか。八木は本作への出演について「歴史あるドクターXという作品に、まさか自分が大門未知子として医学生時代を演じさせていただけるなんて思ってもいなかったので、お話をいただいた時は驚きと嬉しさでいっぱいでした」とコメントを寄せた。

 ドラマ第1シリーズで帝都医科大学第三病院の院長を務めており、蛭間重勝(西田さん)の前の院長として、視聴者から多くの支持を集めていた毒島隆之介役の伊東も劇場版にカムバック。第3シリーズ以来となる「ドクターX」への出演となる。失敗しない天才外科医・大門未知子はどのようにして生まれたのか。毒島元院長が未知子の知られざる過去を初めて明かす。伊東は「劇場版は出演シーンは少ないがキーポイントとなる役柄。お楽しみに。そしてお見逃しなく」とコメントした。

 ドラマ第1シリーズからナレーションとして「ドクターX」チームと12年間共に歩んできた田口も、ついに劇場版に登場。神津比呂人の双子の弟で、生まれつき心臓が悪い多可人(染谷)の主治医・進藤悠介を演じる。長年ナレーションで「ドクターX」を彩ってきたが、本作がシリーズFINALということで、満を持して出演。本作への出演について、田口は「2012年の第1シリーズから第7シリーズまでの全シリーズのナレーションを務めました。いつも録音ルームで孤独な作業をしていましたが、今回は録音ルームを飛び出して出演しています。FINALである映画に出演できたこと、とても光栄に思っています」と特別な思いを寄せた。

次のページへ (2/2) 【写真】未知子、蛭間の場面カット
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