柔道解説のウルフ、NHK生中継でまさかの発言連発 アナウンサー困惑「意味深ですけど」

2024年度の全日本学生柔道体重別団体優勝大会が19日と20日に兵庫県・ベイコム総合体育館で行われた。NHKでは男女決勝を生中継したが、ゲスト解説を務めた男子100キロ級のウルフ・アロンの大会紹介映像と生解説が話題になっている。

ウルフ・アロン【写真:ロイター】
ウルフ・アロン【写真:ロイター】

全日本学生柔道体重別団体優勝大会が開催された

 2024年度の全日本学生柔道体重別団体優勝大会が19日と20日に兵庫県・ベイコム総合体育館で行われた。NHKでは男女決勝を生中継したが、ゲスト解説を務めた男子100キロ級のウルフ・アロンの大会紹介映像と生解説が話題になっている。

 NHKでも笑いを誘った。ウルフと言えば、今夏のパリ五輪の柔道メダリスト会見や日本選手団会見での発言が「面白すぎる」と話題に。緊張感のある場でもボケる姿に国民はくぎ付けになり、その後もバラエティー番組などにも出演している。

 今回話題になっているのは体重別で学生柔道の団体戦日本一を決める「全日本学生柔道体重別団体優勝大会」の紹介映像だ。

「全日本学生柔道、体重別、団体優勝大会、ちょっと名前長いですね。開催いたします。この試合の見どころは僕も3回出ているんですけど、優勝2回と決勝戦で負けたのが1回、いい思いも悪い思いもした大会で団体戦ならではの面白さがある。6月の無差別の団体戦とは違って、こちらは体重別の団体戦なのでそういった違いも楽しめるかなと。

 これ順番が難しいんですよ軽い順から始まらない。抽選で順番がごちゃっとなるから大将やったことない人が大将になる可能性もある。くじだから、この大会は……もちろん裏で操ったりしていない、ちゃんとしたくじでやってるんですけど……。だから戦略を練られないんですよ」

「抽選」と言えば日本代表は苦い思い出がある。パリ五輪柔道の男女混合団体決勝でフランスと対戦した日本は3勝3敗の互角の展開に。代表決定戦では地元の英雄で敵なしのテディ・リネールの階級が“抽選”で選ばれた。日本からは斉藤立が出たが惜敗。金メダルを逃した。

 20日の男子決勝では東海大と明治大が接戦。代表戦へ持ち込まれ抽選となり「ルーレットじゃないですよね?」と確認。解説のウルフはくじ引きが行われる様子を見て「不正はなさそうですね」とコメント。これにアナウンサーは「意味深な発言ですけど、聞かないことにします(笑)」とタジタジとなっていた。

 ネット上では「解説やインタビューの腕も上がってる」「ウルフ・アロンおもろいwww」「解説が面白すぎる」「ウルフアロンの解説が良過ぎる」「過去の何かをディスっているような気が」「『ちゃんとしたくじ』」などの声が上がっている。

次のページへ (2/2) 【動画】NHK生中継でまさかの発言連発したウルフ
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