SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第3回『Ep.03 / 3rd Round -Beyond the tears-』が､BMSGのYouTubeチャンネルで18日に配信された。今回は3次審査に向けた合宿後編の様子が配信された。

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（※以下、番組の内容に関する記述があります）

　同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、｢身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。ちゃんみな自身が過去にガールズグループを志すも、見た目や声に対して「No」を突きつけられ、かなわなかった過去を持つ。4日配信の第1回『Ep.01 ／Prologue – What’s No No Girls-』では、3次審査に進む30人が発表された。25年1月11日、神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。

　合宿ではちゃんみなが30人のメンバーの歌とダンスをチェックし、5人1組の6チームに分けグループ審査を行う。後編の今回はD～Fチームの合宿の様子が配信された。ちゃんみなは、Dチームに椎名林檎の『本能』、Eチームに清水翔太の『君が好き』、Fチームに山口百恵の『プレイバックPart2』を課題曲として与えた。

　ちゃんみなは課題曲の中でEチームの『君が好き』が最も難しいと説明。「すごくシンプルな裏音でピアノとビートだけ。振付もシンプルなんです。『シンプルだから簡単じゃん』って思うんですけど、シンプルだからこそ、かっこいい・かっこ悪いがひと目で分かっちゃう」とその難しさを語った。「何気にこのチームが一番難しいと思います。一番難しい！　一番難しい！」とアーティスト視点で大変さに共感し、「好きなように歌える曲でもあるから、みんなの多様性がうまく混ざり合ったら超いい」とアドバイスした。

　また『プレイバックPart2』を与えられたFチームには、「この曲の課題は、普通に歌っていたら“山口百恵さんになっちゃう”こと。歌い方が特徴的だから、曲としてそれが入ってきているので」と、モノマネになりがちな部分を指摘。「ちょっと抑揚をつけたり、『バカにしないでよ』の言い方も『バカにしないでよっ！』なのか、（冷静に）『バカにしないでよ』でも違う。強い言葉って、ハッキリ言ってあげた方が意外と刺さるのね」とアドバイス。また、「『私やっぱり　私やっぱり　帰るわね』も、はっきりと日本語を伝える。（ただ歌詞を歌うだけど）ヌルっとする。歌で出せる“圧”がある」と歌い分けた。挑戦者たちは、ちゃんみなの表現力の幅に興奮。「全然違う！」と感動していた。

　Fチームにはムードメーカーでチームを引っ張るAMIの姿が。その明るさの裏には抱えた過去も。「『デブ』『不細工』って言われたり。一番嫌だったのは『横綱』とか『お相撲さん』。でも（言ってきた）その人たちが悪いんじゃなくて、私が容姿を考えちゃうからしんどかったし、『やめやー』くらいしか言えなくて。『ホンマに嫌』ってことは伝えられなかった」と当時を振り返った。

「ちゃんみなさんの歌詞を見たら、世間に対して言ってくれている。ライブ映像を見ても、自分のスタイルを武器にしていて、『容姿だけで諦めなくていいんだ』と思って。去年、オーディションが発表された時は大号泣しました」と明かし、「自分のためだと思って、オーディションを受けるきっかけになって。言葉だけでなく、ホンマに救われた」と、ちゃんみなとオーディションの存在に支えられたと語った。

　AMIは2次審査でちゃんみなの『ハレンチ』を歌唱。低音で特徴的なその歌声にSKY-HIは「アーティストだな～」とうなり、ちゃんみなも「個人的に声質が好き。テクニックをつけて小技を身に着けたら、すごく人を魅了できるアーティストさんになれる」と評価。SKY-HIが「絶対トレーニングはした方がいいけど、変な先生に当たらないでほしい。矯正されない方がいいけど、こういうのを矯正しそうな先生もいる」と伝えると、AMIは「ちゃんみなさんのもとでぜひ！　人生かけてるんです！」と懇願。ちゃんみなは「この子、かわいい」と笑い、「次で会いましょう」と伝えていた。

　次週は30人6チームの中から次のステージへ進むメンバーが発表される。合宿チーム分けは以下の通り。

○第3次審査に向けた合宿のチーム分け

・Aチーム
KAI
KAEDE
HIBIKI
YUJU
YURI

・Bチーム
KOKO
KOKONA
JISOO
CHIKA
FUKA

・Cチーム
AIKA
AKARI
ASHA
NAOKO
MOMOKA

・Dチーム
KOKOA
KOHARU
SAYAKA
MAHINA
REI

・Eチーム
AYAMI
FUMINO
MOMO
YUKINO
RINGO

・Fチーム
AIKO
AMI
SARA
JEWEL
STELLA