【光る君へ】塩野瑛久が吐露「とにかく苦しかった」 壁にぶち当たり続けた一条天皇役
俳優・塩野瑛久が20日、吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で、自身の演じる一条天皇への思いなどを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画だ。
一条天皇がある歌を詠むシーンも登場
俳優・塩野瑛久が20日、吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で、自身の演じる一条天皇への思いなどを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画だ。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
「『光る君へ』の一条天皇に関して言うと、すごく人間味があって、人間くさくて、そして上に立つ者だからこそ見える景色があって、それは多くの人には共感されないのかもしれない。それでも自分の中で信じている信念とか思っていることっていうのを、たぶん答えは見つけているんだけど、世の中そうもいかないというような壁にぶち当たり続けていった人物だったなというふうにすごく思いますね。そして当たり前ですけど人に生かされて、でも、その人の思惑に巻き込まれて自分の信念があって。とにかく一条天皇を演じていて思うのは苦しかった。いろんな愛とか人のつながりとか、そういったものをたくさん見つけられた人生でもあるとは思うんですけれども、見つけられたがゆえに苦しかった」
また、塩野は中宮・彰子についても言及している。
「僕の中では本当にすごく言いたいこととか思っている気持ちとかすごくたくさんあるんですけど、最期の歌を詠むシーンも含めて、史実の一条天皇がどちらに歌を詠んだかということも含めて、今回の『光る君へ』でも、そこは見てくださっている方の判断とかそういったものにゆだねようかなと思っていて。だから僕が彰子のことをどう思っていたかというのも僕なりの正解はちゃんとあったりとかしたつもりなので、それを映像で見て皆さんが感じていただけたらいいなと思ってはいます」