Travis Japan、6都市ワールドツアー完走「みんなが誇れるTravis Japanに世界中でなりたい」

Travis Japanが16日、米ニューヨーク・SONY HALLでワンマンライブ「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」を開催し、初のワールドツアーを無事に完走した。

初のワールドツアーを開催したTravis Japan
初のワールドツアーを開催したTravis Japan

LAとNY公演の模様をレポート

 Travis Japanが16日、米ニューヨーク・SONY HALLでワンマンライブ「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」を開催し、初のワールドツアーを無事に完走した。

 9月3日、4日の台北公演を皮切りに、香港、バンコク、そして10月10日からシアトル、ロサンゼルス、ニューヨークの合計6都市を巡った同ツアー。アメリカ公演(シアトル、ロサンゼルス、ニューヨーク)は全てソールドアウトした。

 ロサンゼルスはTravis Japanがデビュー前に修行を積んだ思い出の地。会場の照明が落ちると「TJ! TJ!」とファンからの熱いコールが響き渡る。タキシード姿のメンバーがステージに登場すると、歓声が上がり、一瞬で観客を魅了した。

 中村海人が「Just dance together!(一緒に踊ろう!)」とあおり、『LEVEL UP』でライブがスタート。デビュー曲『JUST DANCE!』、『America’s Got Talent』でのスタンディングオベーションも話題になった『My Dreamy Hollywood』と続き、光るステッキを使ったタップダンスを披露。Travis Japanの真骨頂となるパフォーマンスに会場は盛り上がりを見せた。

 羽織っていたジャケットを脱ぎ去ると、松田元太が出演したドラマ『東京タワー』の挿入歌で人気を集めた『Sweetest Tune』を披露。MCでは「What’s Up LA? We’re back!(LAのみんな元気? 帰ってきました!)」と英語でのMCを繰り広げ、1年間修業を積んだロサンゼルスでの思い出を語った。それに答えるようにファンからも「Welcome back!(おかえり)」と大きな歓声が飛び交った。中村が「We have a surpise(サプライズがあります)」と伝えると、Capitol Recordsのレーベルメイトであるケイティ・ペリーの『Firework』を、メンバーのオリジナル振付で披露した。

 ライブの最後には、アメリカではCrunchyrollで配信となっているアニメ『多数決』のオープニングテーマ曲となっている新曲『Fly Higher』を披露。「We want to sing together!(一緒に歌おう!)」と投げかけるなど、これまでのTravis Japanとは一味違うサウンドに、観客の心をつかんだ。

 ダブルアンコールでは、ロサンゼルスならではの特別なパフォーマンスとして『夢のHollywood』をオリジナルの日本語で披露。最後にアカペラで、英語バージョンとなる『My Dreamy Hollywood』のイントロを歌い上げると、メンバーが感極まる姿も見られた。

 またツアーファイナルのNY公演では、開演前からTJコールが響き渡り、ショー中盤のMCでは、客席後方にあるバーにステージ上からジョークでテキーラなどをオーダーする場面も。以前にNYに来たことがある川島、松倉からは当時見たショーなどの思い出が語られた。中村は「Let’s go to Times Square!(Times Squareに行こう!)」とメンバーに呼びかけ、松倉が「Follow me!(今から行こう!)」と言って会場を笑わせる一幕も。

 ラスト曲となった『Fly Higher』では、「Cause we are not alone, together we can shine(1人じゃないよ、一緒に輝けるんだ)」と高らかに歌い上げ、一度幕を閉めたが、「One more song!!!TJ!!!」というアンコールを求める掛け声に応え、メンバーが再登場。『DRIVIN’ ME CRAZY』内で松倉が「Repeat after me, Empire State Building!!」と観客に掛け声を求め、続いて『Okie Dokie!』を披露した。

 一度アンコールが終わった後も「TJ!!」コールは終わらず、再度メンバーがステージに登場。中村、七五三掛の「What are you doing? Do you want more?」という問いかけに、観客は「Yes!!!!」と熱く答え、デビュー曲の『Just Dance!』を再度披露。最後に、リーダーの宮近が「We just finished world tour!」と感謝を述べた。

「僕たちがこうして『JUST DANCE!』でデビューして、『JUST DANCE!』で夢に見たワールドツアーを締めくくることができて幸せです、ありがとうございます。『JUST DANCE!』はまだまだ続いていくし、この先にあるmovementがこのタイトル『JUST DANCE!』でもあるので、みんなのサポートをよろしくお願いします。みんなが誇れるTravis Japanに世界中でなりたいと思いますのでよろしくお願いします!」

 グローバルに活躍するTravis Japanの新たな挑戦と成長を感じられたワールドツアーとなった。

 なお、Travis Japanは、12月4日にリリースを予定している2ndアルバム『VIIsual』と同時に、『VIIsual -Global Edition-』(全英語詞)を配信でリリースする。

◯セットリスト
1.LEVEL UP
2.JUST DANCE!
3.My Dreamy Hollywood
4.LEVEL UP REMIX
5.World of Danceメドレー
6.Unique Tigers
7.Till The Dawn
8.Still on a journey
9.Sweetest Tune
10.T.G.I. Friday Night
11.Fireworks(現地曲ダンスカバー:アメリカ)
12.The Show
13.King Of The Jungle
14.Moving Pieces~Candy Kiss -House Remix-
15.ソロダンス
16.99 PERCENT
17.Love Tag
18.Lock Lock
19.Fly Higher
ENCORE
1.DRIVIN’ ME CRAZY
2.Okie Dokie!
W ENCORE
夢のハリウッド(LA公演のみ)
JUST DANCE!(NY公演のみ)

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