“ガンダムソングの歌姫”森口博子・鮎川麻弥が熱唱「追憶シンフォニア」
“ガンダムソングディーヴァ"森口博子(51)と鮎川麻弥(まみ・58)が22日、池袋サンシャインシティ噴水広場で行われた「追憶シンフォニア/果てないあの宇宙(そら)へ」発売記念イベントに登場。奇跡のめぐりあいコラボで会場に集った約2000人を魅了した。
「追憶シンフォニア/果てないあの宇宙(そら)へ」発売記念イベント
“ガンダムソングディーヴァ”森口博子(51)と鮎川麻弥(まみ・58)が22日、池袋サンシャインシティ噴水広場で行われた「追憶シンフォニア/果てないあの宇宙(そら)へ」発売記念イベントに登場。奇跡のめぐりあいコラボで会場に集った約2000人を魅了した。
8月7日に発売したアルバム「GUNDAM SONG COVERS」がロングヒットを続けている森口は、テレビアニメ「機動戦士Ζガンダム」(1985年~86年)の後期オープニングテーマ「水の星へ愛をこめて」でボーカルを担当。鮎川は7月にベストアルバム「35th Anniversary Best~刻をこえて~」をリリースし、「機動戦士Ζガンダム」では前期オープニングテーマ「Ζ・刻をこえて」を担当している。そんな2人のデュエットによる新曲「追憶シンフォニア/果てないあの宇宙へ」が両A面シングルで本日10月23日にリリースされた。
リリース前日に行われた発売記念イベントでは、いきなり「Ζ・刻をこえて」から「水の星へ愛をこめて」に移行するスペシャルメドレーをデュエットで披露。さすがは“ガンダムソングの歌姫”。美しいハーモニーで訪れたファン、サンシャインシティの買い物客を釘付けにした。メドレーを歌い終えると、2人が出会った34年前のエピソードを披露。「私が17歳の時だから5年前?」と笑いを誘った森口は、鮎川について「麻弥さんはキレイな色っぽいお姉さん」と最初の印象を明かす。その出会いから毎年、アニソンライブイベント「スーパーロボット魂(スピリッツ)」で共演し、満を持して今回のコラボが実現した。
森口「80代までガンダムソングを歌える私でいたい」
そして「私達といえばガンダムソングづくし!」とファンを煽り、ソロパートに突入。まず鮎川が「『Ζ・刻をこえて』『水の星へ愛をこめて』と来たら、この曲ですよね!」と「星空のBelieve」を熱唱。この曲は「森口との絆の曲」と語る鮎川。「機動戦士Ζガンダム」のオープニングテーマに森口のデビュー曲「水の星へ愛をこめて」が採用された時、「星空のBelieve」がエンディングテーマとして使われていたという。
続いて森口は、昨年NHKで放送された「発表!全ガンダム大投票」のガンダムソングランキングで「水の星へ愛をこめて」が1位に選ばれたことをファンに感謝。10代20代30代40代50代とシリーズごとにテーマソングを歌ってきたことに触れ、「80代までガンダムソングを歌える私でいたいので、みんなも足腰に気をつけていてください!」と支えてきてくれたファンにメッセージを送る。このソロパートでは「たくさんの人とめぐりあうことができた大切な楽曲」として、「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」(「機動戦士ガンダムF91」のテーマ曲)を披露。しっとり歌い上げると涙を流すファンも。歌唱後の森口も「もらい泣きしそうじゃないですか」と涙を浮かべていた。
鮎川「新しい私達の歌の息吹を入れることができた」
そして鮎川が「大好きな博子ちゃんと一緒に新しい私達の歌の息吹を入れることができたことは本当に嬉しいことです」と感慨深く語り、再び2人の最強デュエットへ。森口が「50代ロックを届けます!」と宣言し、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」をモチーフにした新曲のひとつ「果てないあの宇宙へ」を、疾走感溢れる大人のロックを力強く歌い上げた。
最後に披露されたのは「追憶シンフォニア」。歌唱前2人から振り付けのレクチャーがあり、森口が「コラボは人生のブレンドだと思っています。麻弥さんと、ファンのみんなと、一緒に歩んできた時間が、この楽曲に込められています」と想いを伝える。情熱的な歌唱で会場がひとつになり、豪華すぎるフリーライブは幕を閉じた。