伊藤万理華、血だらけのハードな撮影で「毎回手を洗うのが大変だった」
俳優の伊藤万理華が17日、都内で行われた映画『オアシス』(11月15日公開)完成披露上映会舞台あいさつに登壇した。
映画『オアシス』完成披露上映会舞台あいさつ
俳優の伊藤万理華が17日、都内で行われた映画『オアシス』(11月15日公開)完成披露上映会舞台あいさつに登壇した。
本作は、山戸結希、松居大悟、三宅唱、岸善幸、箱田優子ら数々の監督の現場で助監督として参加していた岩屋拓郎氏の初監督作品。ある事件をきっかけに、幼なじみとして青春時代を過ごした富井ヒロト(清水尋也)と金森(高杉真宙)、そして紅花(伊藤)が、バラバラの人生を歩み出したことから起こる人間関係の妙を描く。
伊藤は、富井や金森の幼なじみである紅花を演じているが、撮影中は高杉、清水、伊藤ともにハードなシーンが多い。高杉が「ずっと血だらけだった」と笑うと、伊藤も同意し「本当に血だらけで、撮影が終わった後、毎回手を洗うのが大変でした」と撮影を振り返っていた。
そんな伊藤に、初監督作品となった岩谷監督は「本当に出てもらえるんですか?」とオファーを受けてもらったとき驚いたと明かすと「すでに活躍されている女優さんだったので、すごくうれしかったです」と笑顔を見せる。
伊藤は「チーム一丸となっている姿がすてきで、クランクアップのときも皆が涙ぐんでいました。みんなで一つのものを作ることって素晴らしいなと思いました」と岩谷組の良さを語っていた。
最後に伊藤は「モノづくりの衝動的な部分が作品の雰囲気と重なって、主演のお二人に引っ張られながら紅花として居られたのが心地よく感じられました。すてきな映画になっています」と作品をアピールしていた。