美 少年・佐藤龍我、新海誠監督作品の主演を務め役に親近感「すぐにムキになるような性格」
美 少年の佐藤龍我が17日、都内で行われた新海誠監督・初長編映画公開20周年メモリアル『雲のむこう、約束の場所』スペシャル・リーディング・オーケストラ・コンサートの制作記者会見に登壇。主演を務める本公演への思いを明かした。
新海誠監督の初長編映画『雲のむこう、約束の場所』
美 少年の佐藤龍我が17日、都内で行われた新海誠監督・初長編映画公開20周年メモリアル『雲のむこう、約束の場所』スペシャル・リーディング・オーケストラ・コンサートの制作記者会見に登壇。主演を務める本公演への思いを明かした。
2004年11月20日に公開されたアニメーション監督の新海誠監督の初長編映画『雲のむこう、約束の場所』が公開20年を経て、11月に東京と大阪でスペシャル・リーディング・オーケストラ・コンサートを開催。本公演は、佐藤龍我、鈴木愛理、大原櫻子、観月ありさ、紅ゆずるといった人気俳優によるリーディングと名シーンの映像、音楽監修を務める松任谷正隆が書き下ろしたテーマ曲、原作音楽をもとに新たにオーケストラアレンジされた楽曲を披露するスペシャル・コンサートとして上演される。
主人公・藤沢浩紀役の佐藤は、「性格は子どもっぽい。すぐにムキになるような性格で僕に似ていると思っています」と親近感を感じたようで、「その反面、覚悟を決めたことはぶれずに突き通すところは、男としてかっこいいと思います」と言及。オーケストラとの共演については、「初めてのことなので、めちゃくちゃ緊張するのですが、僕たちの朗読、歌をオーケストラと奏でて、みなさんの心をつかめるようなコンサートにしたい。一生懸命頑張ります」と意気込みを語った。
そうそうたるメンバーの中で主演を務めることになるが、「びっくりですよね。主演なんですけど、主演じゃなくていいです。みんなが主演という気持ちです。みなさんの心をぐっとつかんで震わせられるような舞台にしたいです」とコメント。座長としての目標を聞かれると、「人見知りなんですけど、会話できるようになりたいです。リーディングは稽古が短いけど、深い関係になれるような、気軽に話せる座長になりたいです」と笑顔を見せた。
「美 少年メンバーの反応は?」という質問には、「またリーディングやるの? リーディング俳優やん! って」と回答し、「今年2回目なんですけど、前回経験したことを生かして、レベルアップした自分を見せられるように頑張ります」と決意表明した。
本公演は、11月5日と6日に東京・すみだトリフォニーホール、20日にNHK大阪ホールで開催。公開20年の記念日当日となる大阪公演は、全国32箇所でのライブビューイングも開催される。