俳優の杏が17日、都内で行われた「MR. MEN LITTLE MISS 絵本発売 ＆ ポップアップストアオープンPRイベント」にスペシャルゲストとして出席した。リラックスした表情を見せ、自然体のトークを展開した。

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　双子の女の子および男の子の3児の母であり、2022年8月にパリへ移住した杏。普段の子育てについて「だいぶ子どもも、守られる存在から、1人の人間としての成長がでてきた。今までは、例えば頭ごなしに叱っても成立していた関係性が、だんだん対等に（なってきた）。『前、お母さん、これやってたじゃん』とか、色々ディスカッションする機会が増えてきた。また新しい子育てのフェーズに入って『すごく難しいところに来てるな』、『ここから先もまたどんどん自分が向き合っていく面が増えていくんだろうな』と思う」と変化を明かした。

　同絵本シリーズに長年親しみがあるという杏は、読み始めたきっかけについて「友達が私にプレゼントしてくれたんです。で、その友達が、私とはたぶん身長差が20センチ以上ある。いわゆる、まわりから凸凹コンビと言われるような2人だった」と振り返った。

　また、我が子の個性の芽生えにも言及。「3人子どもを育ててはいるんですけれども、同じ環境に育っていても、ものの好みだったりとか、得意なものの違いというものがすごくあるな、と思っている。例えば甘いものが好き、酸っぱいものが好き、しょっぱいものが好きとか、それこそ味の好みもぜんぜん違う。平面のものが好きな子もいれば、立体のものが好きだったり（する子もいる）。とにかく個性がぜんぜん違うんだな、という風に感じました」と話した。

　続けて「双子って『すごく個性が似るんじゃないのかな？』と想像していたんですけど、逆にぜんぜん違う。親の影響でもない部分も多いんだな、とちょっとホッとしている部分もあります」とコメント。1人ひとりの子どもたちと向き合うにあたって「1対1の時間をとるのがすごい難しくて。どうしても3人ワンセットでいつも一緒にいてしまうので、1人だけ連れ出すとか。そういう時間も大事にしたいなと思っております」とほほ笑んだ。

「MR. MEN LITTLE MISS」は、1971年に英国で誕生して以来、世界30か国以上で累計2,5億冊以上販売されている人気シリーズ。今回は同日より、渋谷区の「ShibuyaSakura Stage」にて期間限定ポップアップストア「MR. MEN LITTLE MISS MARKET」を展開。絵本やマスコット、トートバッグなど各種グッズを販売する。杏は今回発売される11冊の絵本を実際に読み、それぞれ帯コメントをしたためた。