中沢元紀、高校時代のハンドボール部は「僕の人生の中で1番の青春」 “育ちがよさそう”の声にはご満悦

俳優の中沢元紀が16日、都内で行われた映画『ファストブレイク』(11月22日公開)の完成披露試写会に、共演の押田岳、小林亮太、中山優貴、谷水力、荒井啓志、奥谷知弘、京山陽春、メガホンをとった長谷川徹監督とともに登壇した。

『ファストブレイク』完成披露試写会に登壇した中沢元紀【写真:ENCOUNT編集部】
『ファストブレイク』完成披露試写会に登壇した中沢元紀【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ファストブレイク』完成披露試写会

 俳優の中沢元紀が16日、都内で行われた映画『ファストブレイク』(11月22日公開)の完成披露試写会に、共演の押田岳、小林亮太、中山優貴、谷水力、荒井啓志、奥谷知弘、京山陽春、メガホンをとった長谷川徹監督とともに登壇した。

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 本作は、高校バスケットボールを題材にした青春ストーリー。中学卒業と同時に不良も卒業した草村駿斗(中沢)が、高校で部員数が足りず廃部の危機にあったバスケ部に入部し、バスケがしたい一心で練習に励み、部員も集めて公式戦への出場が決まった矢先、駿斗の過去のケンカが発覚してバスケ部に活動停止処分がくだってしまう。そこで、バスケ部の仲間を守りたい駿斗が取った行動とは……というストーリーが展開される。

 登壇キャストの中にバスケットボール経験者が4人おり、中でも奥谷はインターハイ(全国高等学校総合体育大会)に出場し、全国3位に輝いた経験を明かして胸を張ったが、逆に未経験だったという小林は自信を持って「自信はないです!」と力強く語り、同じく未経験だったという主演の中沢も「イン前に練習する機会をいただけて、みなさんで練習ができたんですけど、でも自信は……はい(笑)」と本音を吐露して会場の笑いを誘った。

 また、本作のキャッチコピー“青春に、後悔させるな。”にちなみ、青春を感じる場面を尋ねられると、高校時代にハンドボール部に所属していたという中沢は「人数がギリギリの部活で、1人ケガをしたら(試合に)出場できなかったんですけど、みんなで頑張って走りこんだり、筋トレをしていたことが僕の人生の中で1番の青春かなって思います」と回顧し、逆に、学生時代は部活に入らずダンススクールに通い、あまり青春を感じたことがなかったという押田は「今回(本作の撮影で)すごく感じられましたし、俳優になってからみなさんと一緒に作品を作るということが青春を感じる場面なので、今回の作品にも盛り込めたかなと思います」と目を輝かせた。

 さらに、若手俳優でもある面々は、今後挑戦してみたい役を尋ねられると、中沢は「いろんな役をやってみたくて、アクションもやってみたいですけど、バイオリニストとか楽器を扱う役をやってみたいですね」と答え、奥谷から「似合いそう。育ちがよさそうだもん」と声が飛ぶと、中沢は「よく言われます(笑)」とにっこり。一方、押田は、以前はやりたい役はあったそうだが、現在は「お願いしていただける役を全部大事にやっていきたい。あまりこだわりはなくなっちゃった」と遠くを見つめ、周りから「まだ若いのに」「人生2周目やん!」とツッコミが飛んで観客を笑わせた。

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