キングオブコント点数問題、ミルクボーイが審査員に同情「小数点とか付けださな無理」

2019年M-1王者のミルクボーイが15日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。12日に決勝が行われ、ラブレターズが優勝した『キングオブコント2024』についてコメントした。

ミルクボーイ【写真:ENCOUNT編集部】
ミルクボーイ【写真:ENCOUNT編集部】

ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』

 2019年M-1王者のミルクボーイが15日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。12日に決勝が行われ、ラブレターズが優勝した『キングオブコント2024』についてコメントした。

 ファーストステージでファイヤーサンダー、ロングコートダディ、ラブレターズの上位3組が1点差(同点2位)の大激戦。最終結果も1点差ずつの僅差だったため、一部で優劣の差をあまり付けなかった審査員への疑問の声が上がっていた。

 駒場孝は「“(みんな)同じぐらいの点数やった”みたいな言う(けど)、ムズいよな。審査員の人のつけ方も。そうなってくるもんね」と同情した。相方の内海崇は、ファーストステージのネタ順トップでファイナルステージまで残ったロングコートダディに触れ「(いきなり得点が)高かったから、最初(次からどうなるか)分かれへんもんね。“(ロングコートと比べて)下ではなかったか。しゃあない、同じ”ってなったら」と同調した。

 駒場は「そうなると、(差をつけるには)ホンマに小数点とか付けださな無理よね。“95.3”とかさ。そうしな無理やで」と見解を示し、「めっちゃムズなるけど。そういうんじゃないと同じ感じになってくるよ」と続けた。

 内海は、過去にアイドルの漫才の審査をしたことがあると明かし「だいぶ同じ点数になったよ」と告白。内海は「しかも(審査員は自分ともう1人の)2人やねん。余計、差出えへんから」と振り返った上で、「そんな低くつけてもなあ」と“本音”も吐露した。

 駒場は「トップバッター低いみたいなのってあんまないよな。“トップバッターやから様子見て低く”(とか)。おもろかったら、(高い点を)つけなしゃあない。今回のロングコートもそうやけど。そこ低くする意味分からんもんな」と発言。内海は「いや、ムズいよなあ。審査員はこれ」と気遣い、駒場は改めて「小数点ぐらいまでいかな無理よ。90何点何までいかな。差出えへん」と主張した。

 今回の審査員はダウンタウン・松本人志が不在のため、大会史上初めて全員が歴代王者の東京03・飯塚悟志、ロバート・秋山竜次、バイきんぐ・小峠英二、かまいたち・山内健司、シソンヌ・じろうが務めた。

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