『ワンピ』麦わらの一味の“意外な年齢設定” ファンから驚きの声があがったキャラとは?

漫画『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)に登場する麦わらの一味の年齢設定は、ファンから「ほかの海賊団よりも平均年齢が若い」といわれている。年長者には90歳のブルックや46歳のジンベエがいるものの、船長であるモンキー・D・ルフィは19歳、最年少のトニートニー・チョッパーは(人間でいうと)17歳という設定だ。そして、中には意外な年齢設定のクルーも存在している。本記事では想定より若かったり、年齢が上だったりするキャラクターを紹介する。

麦わらの一味の“年齢設定”を紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】
麦わらの一味の“年齢設定”を紹介(写真はイメージ)【写真:写真AC】

ファンに「『ONE PIECE』を読んでいて一番驚いた」と言わしめたキャラとは?

 漫画『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)に登場する麦わらの一味の年齢設定は、ファンから「ほかの海賊団よりも平均年齢が若い」といわれている。年長者には90歳のブルックや46歳のジンベエがいるものの、船長であるモンキー・D・ルフィは19歳、最年少のトニートニー・チョッパーは(人間でいうと)17歳という設定だ。そして、中には意外な年齢設定のクルーも存在している。本記事では想定より若かったり、年齢が上だったりするキャラクターを紹介する。

 まず紹介するのは、麦わらの一味の船医・チョッパーである。先述の通り、彼は人間でいうと17歳という設定だが、ネットではその年齢設定に驚いたファンも多い。

 なぜなら、チョッパーの見た目はかわいらしく、トナカイとはいえ17歳よりも若い少年のイメージがあるキャラクターだからだ。ネット上では一部のファンから「もっと青年っぽい体型にすればいいのに」という声があがっていた。

 コミックス101巻に掲載の1017話では、ランブルボールの副作用で高齢化したこともあるチョッパーだが、見た目は変わらずマスコット系で描かれていた。これを受けてファンの間では「高齢化してもマスコットっぽいのは、チョッパーが食べたヒトヒトの実の副作用か?」という考察も存在している。

 次に注目したいのが、麦わらの一味の狙撃手であるウソップだ。ウソップの年齢はルフィと同じ19歳だが、ネット上では「『ONE PIECE』を読んでてウソップが19歳ということに一番驚いた」という声があがっている。

 たしかにウソップは、ボーイング列島で2年間に及ぶトレーニングをした結果、以前よりも体つきがたくましくなっている。また、新世界編からあごひげが生えたビジュアルになったのも、ウソップが老けてみえる理由のひとつかもしれない。

 コミックス100巻に掲載の1011話ではナミから「おじさん」呼ばわりされている。読者だけでなく同じ船のクルーからも、「実年齢よりも老けている」と見られているようだ。

 最後に紹介するのは、麦わらの一味の船大工・フランキーである。フランキーといえば自分の身体を改造しまくったり、下半身が海パンのみという奇抜な服装をしていたりと、突拍子もない行動の目立つキャラクターだ。

 そんなフランキーの年齢は、なんと36歳。現実世界でいえば、仕事において重要なポジションを任される人も多く、子を持つ父親になっている人も少なくない年齢である。

『ONE PIECE』のキャラで同じ年齢の人を探してみると、海軍本部中将の「白猟のスモーカー」やワノ国の侍・錦えもん、黒ひげ海賊団の六番船船長であるカタリーナ・デボンなどがあげられる。

 意外にも「オトナ」だったフランキーに対し、ネット上ではファンから「海賊時代だったらだいぶジジイ」「36にもなって何してんの」などの冷静なツッコミが飛び交っている。しかし、フランキー将軍というロボットを開発したり、あらゆる「夢」のような機能を詰め込んだサウザンドサニー号を造船したりと、少年のような心を持ち続けているところは彼の長所でもあるのだ。

 このように意外な年齢設定のあった麦わらの一味の面々だが、昨年Netflixで配信開始された実写版ドラマ『ONE PIECE』では、ウソップの役を現在27歳のジェイコブ・ロメロ・ギブソンが演じている。

 ウソップは実際の年齢設定よりも7~8歳年上のキャストが演じることになったが、2023年の実写版に登場しなかったチョッパーやフランキーを演じるキャストの年齢はどうなるのだろうか。続編の制作が決定した本作を楽しみに待っていたい。

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