売名王・澤田敦士、29日に開胸心臓手術「俺は絶対、這い上がってくる」
プロレスラーで我孫子市議会議員の売名王・澤田敦士(36)が29日に茨城県内の病院で心臓手術を受けることになった。
6時間の大手術へ 36歳の覚悟
プロレスラーで我孫子市議会議員の売名王・澤田敦士(36)が29日に茨城県内の病院で心臓手術を受けることになった。
澤田は3・19後楽園ホール大会で倒れ、試合後救急車で運ばれた病院で心臓発作と診断された。
その後も、「たまに心臓がズキズキ、針に刺されたような痛みに襲われる。10分間か20分間続く」と、痛みや息切れなどの“後遺症”に悩まされ、手術に至ることになった。
すでに入院のためのPCR検査を受け、27日に陰性と判明。28日に入院する。
手術は全身麻酔で行われ、「開胸して、1回心臓を止めて、電流を流すらしい。あと水が溜まっているので抜きます。それで心臓の動きを正常化させます」という大掛かりなもの。手術時間は6時間を要するという。
「これで楽になればいい。今日もいい夢を見た。自転車で坂を一直線に降りている夢。これから上昇していくという吉兆」と、澤田は緊張感を漂わせながらも前を向いた。
明治大柔道部の先輩、暴走王・小川直也に弟子入りし、アントニオ猪木氏のもとで闘魂を継承した。
レスラー人生最大の試練だが、「現役は続けていきたい。だから手術を決断したという理由はあります」と断言。
「プロレス界、待っとけ。俺は絶対、這い上がってくるから」と、奇跡の復活へ固い決意を示した。
次のページへ (2/2)
【画像】昨年も心臓痛で緊急入院した澤田敦士、実際の写真