Aぇ! group・佐野晶哉、音楽朗読劇でデビュー後初の単独主演舞台「大切なものを届けられるよう」

Aぇ! groupの佐野晶哉が、音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』で主演を務めることが12日、発表された。2025年1月に神戸と東京にて上演する。

Aぇ! groupの・佐野晶哉が音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』で主演を務める
Aぇ! groupの・佐野晶哉が音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』で主演を務める

2025年1月に神戸と東京にて上演

 Aぇ! groupの佐野晶哉が、音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』で主演を務めることが12日、発表された。2025年1月に神戸と東京にて上演する。

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 本作は、劇団ミュの主宰で朗読劇『私の頭の中の消しゴム』を14年連続で上演するほか、自身も体験した阪神淡路大震災をテーマにした舞台、小説、NHKドラマなど数多く発表し、被災後から現在まで復興に貢献し続けている岡本貴也によるオリジナル作品。今回、18年、19年(22年は公演中止)に上演された音楽朗読劇『ヘブンズ・レコード』を『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」とタイトルを改め、脚本の一部を刷新した。

 主演には、24年5月にAぇ! groupのメンバーとしてCDデビューを果たした佐野を迎える。デビュー後初の単独主演舞台となる。共演には、貴城けい、加藤虎ノ介、宮地真緒、納谷健、井尻晏菜、島村龍乃介という個性豊かなキャストの他、栗﨑菜緒と大北怜花が子役ダブルキャストとして、さらに羽野晶紀と波岡一喜が名を連ねた。

 物語は2000年、夏。阪神淡路大震災から5年後の神戸を舞台に、4つのストーリーをオムニバス形式で紡ぐ。生演奏やイメージ映像を盛り込んだ、ちょっぴり切なくも前向きな音楽朗読劇だ。阪神淡路大震災から30年となる2025年、神戸の街は今なお復興の途上ながら、震災の記憶の風化が課題となっている。

作家の岡本貴也氏「身が引き締まる思い」

 以下は、作家の岡本貴也氏、佐野のコメント。

○作・演出:岡本貴也氏

「神戸出身の作家として、阪神淡路大震災を描いた作品を細々ながらまるでライフワークのように作ってきました。震災から10年目には『舞台:阪神淡路大震災』、20年目にはNHKドラマ『二十歳と一匹』。他にも3.11の小説や、ドラマ、朗読劇などで震災のことを少なからず描いてきました。そして30年目の2025年、それも1月17日を初日としてこの作品を上演できる運びとなり、たいへん身が引き締まる思いでいます。今作は私個人としてはライフワークの集大成だと感じており、それをこれほど素晴らしいキャストとスタッフと作り上げることができること、とてもうれしく思います」

○主演:佐野晶哉

「音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』で主演を務めさせていただきます、Aぇ! groupの佐野晶哉です。阪神淡路大震災後の兵庫県で生まれ育ち、家族や学校で話を聞いて想像するだけだった30年前の震災からの日々を深く知る機会をいただきました。音楽朗読劇、初挑戦です。みなさんの心に大切なものを届けられるよう、精いっぱい頑張ります」

次のページへ (2/2) 【画像】音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』のポスター
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