服部樹咲、『ミッドナイトスワン』より10cm以上身長アップ 高身長の吉田栄作と並び立つ
俳優の服部樹咲が11日、都内で行われた主演映画『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』の初日舞台あいさつに岡崎紗絵、吉田栄作、長澤樹、黒川想矢、田中俊介、西川達郎監督とともに登壇した。初日を迎えた心境などを語った。
印象深いのは「機織り工場のシーン」
俳優の服部樹咲が11日、都内で行われた主演映画『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』の初日舞台あいさつに岡崎紗絵、吉田栄作、長澤樹、黒川想矢、田中俊介、西川達郎監督とともに登壇した。初日を迎えた心境などを語った。
服部は、初日を迎えて「準備段階から、撮影中も、今までもずっと主人公の史織のことをすごく大切に思い続けてきた。こうして皆さんにお届けできる日が来た、と思うと、どんな世代の方たちが見に来てくださって、どういう感想をいただけるのか、すごく気になって仕方がない。すごいワクワクしている」と胸中を吐露した。
また、撮影を振り返って「一番印象深いのは機織り工場のシーン。機織り工場での撮影はすごい多くて、たくさんいることが多かった。本当にいっぱいの機械があって、手順を覚えたりとか、細かい手作業を覚えたりとかすることが多かった。なかなか難しくてできない。だからあらためて職人さんがどれだけすばらしいか、すごいのか知る機会になった。すごい感銘を受けた」と語った。
続けて「糸の結び目をなるべく目立たないようにする結び方があって、それがすっごい難しくて。お父さん(役)の吉田さんとずっと練習していたのが思い出に残っています」とほほ笑んだ。
現在18歳で、公称173センチの服部。この日はヒールを履いていたこともあり、隣に並び立つ182センチの吉田とはほぼ同じ、そして165センチの岡崎を見下ろすような高身長に。『ミッドナイトスワン』(2020年)でも共演した田中は、服部の印象について「めちゃくちゃ大きくなっていてびっくりした!」と目を丸くした。服部は「今より身長が10センチくらい低かった」と笑った。
同作は、草彅剛主演の映画『ミッドナイトスワン』にて、演技未経験ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した服部が長編初主演を務めたオリジナルストーリー。世界三大毛織物(ウール)の産地として世界的に注目されている愛知県一宮市のある尾州地域。昨今さまざまな問題や課題に悩む工場や企業が少なくない。そんな尾州の背景をもとに、発達障害を持ち幾多の壁にぶつかりながらも夢に挑戦する高校生・神谷史織(服部)と、その家族や親友との希望を描く。吉田は、史織の父・神谷康孝を演じた。