オダギリジョー監督の映画『オリバーな犬』 池松壮亮、麻生久美子、本田翼ら豪華キャスト発表
俳優のオダギリジョーが脚本・監督・編集・出演を務め、2025年秋に公開される映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』の第1弾キャストが11日に発表された。池松壮亮、麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一らが出演する。
21年にNHKで放送されたドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』が映画に
俳優のオダギリジョーが脚本・監督・編集・出演を務め、2025年秋に公開される映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』の第1弾キャストが11日に発表された。池松壮亮、麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一らが出演する。
同作は、21年にNHKで放送されたテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の劇場版。ドラマ版もオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めた。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には犬に見えている)。その着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定に、ドラマ化発表時から話題を呼んでいた。放送が開始されると多くの視聴者を虜にし、22年にはシーズン2が放送された。Twitter(現X)では世界トレンド1位を獲得。「東京ドラマアウォード2022」で単発ドラマ部門作品賞グランプリ受賞、月間ギャラクシー賞受賞など、各方面で高い評価を受けている。
劇場版の第1弾キャストは、ドラマ版の登場人物たち。池松は鑑識課警察犬係でオリバーのハンドラーであり、オリバーが犬ではなく着ぐるみのおじさんに見えてしまう青葉一平を、麻生は一平の上司で隙あらばトイレで前髪を切っている課内のムードメーカー・漆原冴子を演じる。本田は一平の同僚で警察犬・ラッキーのハンドラーである柿崎ユキナを、岡山は一平の後輩で、ハンドラーだがオリバーに「現代っ子」と呼ばれ本人も他部署への移動を希望している三浦を演じる。また黒木は、生活安全課に勤務しオリバーをかわいがるが、オリバーからは苦手に思われている京都弁を喋る女性刑事ゆかり役。鈴木は警察犬のベテラン飼育員で渋沢栄一に間違われる志村をドラマ版で演じていた。
今回もオダギリジョーがオリバーを演じることはすでに発表されているが、映画版のストーリーは未発表のため、発表されたキャストがオリバーとどのように絡んでいくのかは、まだヴェールに包まれたまま。3月から5月にかけて行われた撮影はすでにクランクアップしており、現在は編集中だという。