YOSHIKI、3度目の頸椎手術が成功「目が覚めました」 当面は体調回復を優先
X JAPANのYOSHIKIが9日(現地時間8日)、米カリフォルニア州ビバリーヒルズのシダーズ・シナイ・メディカルセンターで受けた首の手術が成功したと自身のSNSで報告した。また、LAにて米FDA承認のステムセル治療を行うことも分かった。
声の完全回復には2~3日かかる見込み
X JAPANのYOSHIKIが9日(現地時間8日)、米カリフォルニア州ビバリーヒルズのシダーズ・シナイ・メディカルセンターで受けた首の手術が成功したと自身のSNSで報告した。また、LAにて米FDA承認のステムセル治療を行うことも分かった。
アメリカの医師チームの1人であり、手術を執刀した脊椎神経外科医のトッド・ランマン医師によると、YOSHIKIが受けた頸椎C6-C7の手術は成功し、今後1年かけて徐々に症状が回復していくと予測されている。手術の影響で当初は声が出せなかったものの、数時間後には少しずつ発声が可能となっている。声の完全回復には2~3日かかる見込みだ。
YOSHIKIは医師からの強い指示により、数週間は過密なスケジュールの禁止、過度なストレスを感じる活動の禁止、4.5キロ以上の物を持つことを禁止されている。
今回の手術は、YOSHIKIにとって3度目の大規模な手術となり、前回と同様に頸椎に人工椎間板を挿入するものであった。YOSHIKIは長年、首の慢性的な痛みや左手指の灼熱感といった症状に悩まされており、演奏だけでなく日常生活にも支障が出ていた。
YOSHIKIは、自身のSNSにて「目が覚めました。医師によると、3回目の首の手術は成功したそうです。みんな、応援してくれてありがとう」と、現在の状況とファンへの感謝の言葉をつづった。
YOSHIKIのライブパフォーマンスの再開時期については医師と相談した上で決められる予定だが、当面は体調回復を優先させるスケジュールとしている。
数か月前の段階で、数名の著名な医師の判断により緊急で手術をする必要があるとされていたYOSHIKIだったが、ディナーショー13公演、サウジアラビアで開催されたeスポーツワールドカップの視察、大型チャリティー特番の出演、サンフランシスコでのAIに関するスピーチ、ニューヨークのGLOBAL CITIZEN AWARDでのピアノ演奏。そして、自身が手がけるハイファッションブランドMAISON YOSHIKI PARISのパリコレデビューなど、重大なプロジェクトを完走した上で今回の手術に至った。
なお、ステムセル治療は「患者自身の脂肪から分離し、培養した脂肪由来幹細胞が様々な成長因子(細胞の増殖や活性に働く物質)を分泌する働きを持つことを利用して、肌を若返らせることにより、しわやたるみを改善する治療法」と言われている。