『あのクズ』、まさかの1話からタイトル回収 “クズ”の正体に「想像以上だった」
俳優の奈緒が主演を務めるTBS系ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(火曜午後10時)が8日にスタートした。第1話では、“あのクズ”の正体が明らかとなり衝撃が広がっている。
クズぶりにショックを受ける視聴者「想像以上のクズだった」
俳優の奈緒が主演を務めるTBS系ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(火曜午後10時)が8日にスタートした。第1話では、“あのクズ”の正体が明らかとなり衝撃が広がっている。
本作は、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・佐藤ほこ美(奈緒)が、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男・葛谷海里(Kis-My-Ft2/玉森裕太)に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。
(※以下、ドラマの内容に関する記載があります)
まじめで真っ直ぐな性格の市役所勤務の29歳・ほこ美は、結婚式当日を迎えていた。しかし招待客が集まる中、婚約者が「別れよう」と書き置きを残し、姿を消してしまう。ほこ美は、浮気相手と電話しながら逃げようとしている彼を見つけ殴りかかるが、かわされてしまい地面に倒れ、鼻血が出てしまう。破談となったほこ美は、市役所で“腫れ物”扱いを受ける。そんなほこ美を、同僚で若手エースの大葉奏斗(小関裕太)は優しく励ます。
しかし、結婚式のキャンセル料を全額負担することになったほこ美は、式場で落胆していた。そこに金髪のイケメンカメラマン・海里が現れる。ほこ美の式の担当だった海里は、ほこ美が殴りかかり失敗した様子を写真に収めていた。海里は、式費用の回収を諦めようとしているほこ美を見て、「負けっぱなしだ」と言う。その言葉にほこ美は、「取り返してやりますよ。実家でも会社でも乗り込んで、取り返してやる」と決意。海里は「力になれる」という。
海里との約束の場に向かう途中、ボクシングジムを見かけたほこ美。ふと、「習ってたら、ちゃんと殴れたのかな」と考える。ジム会長の羽根木成(渡部篤郎)から声をかけられ、中をのぞいたものの、本格的な雰囲気が合わず足早に去って行った。
海里の協力により元婚約者と再会したほこ美は、無事に式費用を取り返した。海里は元婚約者に、ほこ美の受けた痛みや辛さを訴えた。その日以降、海里のアルバイト先のバーに通うようになったほこ美。2人は距離を縮め、ほこ美は海里の優しさに惹かれていく。海里は控えめながらも寄り添うほこ美に、「こんな子初めて」とキスをした。さらに、家族の問題で悩みつつも弱みを見せないほこ美に、「泣いていいんだよ」と優しい言葉をかける。涙をながすほこ美に、再びキス。
海里と手をつなぎながら、心の中で「この人が私の運命の人なのかもしれない」と喜ぶほこ美。しかし2人の前に突然、謎の女性が現れる。海里にしなだれかかる女性は、「新しい子?」とほこ美に話しかけ、「教えてあげる。海里は誰のものにもならない。でも勘違いする子はたくさんいて、誰のものにもならない」と告げた。さらに女性はほこ美の前で、海里と濃厚なキスを見せつけた。
突然のことにあ然とするほこ美。「今のなんですか……」と聞くほこ美に、「はぁ……」と深いため息をついた海里は、「思ったよりバレんの早かったな」と態度が激変。「婚約者から取り戻した分、俺に貢いでくれるかなって」と、本音を明かした。「人の気持ちを何だと思ってるの!」と訴えるほこ美に、「気持ち? 俺が本当はどんな奴か全く知らなかった。よく俺とキスできたね」と冷たく返した。
「クズ! 最低!」と怒りを向けるほこ美に、海里は「知ってる」と答え、「じゃ!」と背を向ける。怒りに満ちたほこ美は駆け寄って殴りかかろうとするが、かわされて地面へ……。再び鼻血を流すことになった。その様子を見た海里は、「ホント面白いね。こんな子初めて」と見下ろし、去って行った。
怒りが収まらないほこ美は、以前通りがかったボクシングジムへ。羽根木に「入会させてください」と直談判し、「あのクズを殴ってやりたいんです!」と思いを打ち明けた。
傷心のほこ美の前に現れた海里が“運命の人”かと思いきや、予想外の展開に。SNS上では「なになになになにーー!!!!!とんでもないクズ男じゃないか」「想像以上のクズだった」「海里クズすぎて死にそう」とショックを受ける視聴者が続出。さらに「タイトルのクズがまさかの我らの玉森裕太演じる葛谷海里の方だったとは」「『あのクズ』って逃げた婚約者じゃなく、玉森の事だったのか」と、“タイトル回収”に驚嘆の声が上がっている。