俳優の永瀬莉子が8日、都内で行われたMBS／TBSドラマ『その着せ替え人形（ビスク・ドール）は恋をする』（8日スタート、MBS深夜0時59分／TBS深夜1時28分）の制作発表会見に出席。現在熱中していることについて語った。

　コスプレ大好きギャル・喜多川海夢役を務めた永瀬。オファーを受けたときは「不安がなかったというとうそになりますが、原作を見返したときに、海夢ちゃんの愛らしさを演じられることにわくわくしました」と吐露した。ギャルになるためにさまざまなメークを施したというが、カラコンは同作が初挑戦。「時間をかけながらつけるところから始めたんですけど、1日に何回も付けているうちに特技になりました（笑）」と笑顔を見せた。高校時代の自身と、海夢は「かけ離れている。地味に過ごしてきたので」とコメントしていた。

　作中では、コスプレシーンも撮影しており「全部大変でした」と回顧。「メーク、衣装込みで2時間くらい時間を取っていただいていて。骨格をテープでつりあげたり、目の形もテープで変えたり」と明かし、さらに「自分じゃない誰かになりきるってこんなに楽しいんだって思いました」と声を弾ませた。

　同作の内容にちなみ、現在熱中していることについてもトーク。現在「桃太郎電鉄ワールド ～地球は希望でまわってる!～」に熱中しているそうで「桃鉄大好きで、ゲーム音痴でできないんですけど、唯一桃鉄は楽しくて。気づいたら時間経っちゃってる。ワールドなので、海外に行けたようで（笑）。世界各国回った気分になれるので、究極のインドアしている感じです」と熱弁した。1日のゲーム時間は「マックスでも3時間」と決めていると言い、徹夜でのプレイは「今のところ回避できているなと思います」と口にした。

　また、これまでの人生で影響を受けた人について問われた場面では「三姉妹の末っ子で。年の離れた姉が2人いて。その2人はずっと小さい頃から常に身近にいて、憧れのお姉さんって感じなんです」と回答し、「ファッションに興味を持ったのも、メークをやってみたいと思ったのも姉の影響。今も仲良くお買い物に行ったりします。常に憧れている存在です」と打ち明けた。

　制作発表会見には、野村康太、司会としてMBSの金山泉アナウンサーも登壇した。

　同作は、漫画家・福田晋一氏の同名コミックを原作に実写ドラマ化。雛人形の顔をつくる「頭師（かしらし）」を目指して修業する男子高校生の五条新菜（野村）は、ある日クラスの人気者ギャル・喜多川海夢（永瀬）から、雛人形の衣装づくりの延長として「コスプレ衣装を作ってほしい！」と依頼される。海夢の熱意に動かされ衣装制作を始めると、全力でコスプレを楽しんでいる海夢の姿に影響され、新菜は少しずつ自身の殻を破り始める。身も心も正反対な2人の距離は、衣装作りを通して次第に縮まっていき……。