純烈メンバーの原動力は? 白川裕二郎は91歳迎えた母親の存在「テレビに出たりすると目の色が変わる」
歌謡コーラスグループ・純烈のメンバー、酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、岩永洋昭が7日に都内で行われた『明治座新春純烈公演』の取材会に出席し、モチベーションや原動力について語った。
『明治座新春純烈公演』の取材会に出席
歌謡コーラスグループ・純烈のメンバー、酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、岩永洋昭が7日に都内で行われた『明治座新春純烈公演』の取材会に出席し、モチベーションや原動力について語った。
後上は「基本的には、誰かの前で何かをすることが多いので、目の前の人たちが『観に来てよかった』などと楽しそうに帰っていく姿を見られるように、日々努力を繰り返しています。もし新しいことを求められたら、やってみようと。お客さんがいなかった時期が長かったせいかもしれませんが、必要とされているうちに」としみじみ語った。
白川は家族とのエピソードを披露した。「母が今年で91歳になりました。僕の名前を忘れたり、ベッドで寝たきりになることが多いですが、僕がテレビに出たりすると目の色が変わるんです。そういうのを見ると頑張らないといけないなと感じます。純烈をやり続ける、テレビに出させてもらうことが僕の原動力」と打ち明けた。
岩永は「地元が長崎なのですが、ドラマや映画に出たら、友達が『見てみよう』と思ってくれるし、自分の家族もコンサートに来てくれたりもしました。ファンの方はもちろんですが、自分の身近な人たちに喜んでもらえるっていうのはシンプルですがそれが原動力」と、活動を続ける力になっていた。
酒井は「気持ち悪い言い方をすると、この肉体が使い物にならなくなるまで、利用していけるところまでという感覚が小さい頃からあります。近いなと思うのが、北島三郎さん、吉幾三さん、前川清さん。先輩に会うと、似てる人がいるやんって安心する。だから、自分は自分のためにやっていると思います。もちろん、家族やファンに支えていただいているし、喜んでいただきたいとは思っています」と、先輩たちとの共通点を見つけていた。
純烈と北島は、今年2月7日に発売したシングル『純烈魂』で初コラボ。10月4日の北島の誕生日には花を贈ったことを明かし、北島サイドからお礼の連絡をもらったとのこと。酒井は「息子さんから『ありがとうございました』と連絡があり、『ちょっと待って』と言ったら、北島さん本人が出てきたんです。『ありがとうな、純烈。お前、まだ競馬やってんのか?』と聞かれて、私は“はい、競馬と純烈しかやっていません”と。すると、『そうか、頑張れよ。また会おうな』と言ってくれました。先輩のように、どこまで長く続けられるかわからないけれど、次の人にバトンを渡すまでは頑張ろうと思っています」と話した。