俳優の神木隆之介と杉咲花が5日、都内で行われた「TBS DRAMA COLLETCTON 2024 AUTUMN」に、斎藤工、土屋太鳳と共に登壇し、出演作であるTBS系連続ドラマ『海に眠るダイヤモンド』（日曜午後10時）についてトークを展開した。

　本作は、現在大ヒット公開中の映画『ラストマイル』を手掛けた脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子の強力チームで贈る昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメント。

　日曜劇場初主演となる神木は、1955年パートでは、純朴で真っすぐな青年・鉄平と、現代パートでは金髪のホスト・玲央という二役を演じる。同日に二つのキャラクターを演じることもあるというと、神木は「元気で前向きな鉄平のあと玲央に入ると、どうしても鉄平の芝居が残ってしまい、前のめりな感じになってしまうんです」と二役への難しさを語る。

　そんな前向きな鉄平に恋心を抱く、幼なじみで食堂の看板娘・朝子を演じるのが杉咲。神木は「もう“花さま”とは7回目の共演で、いまもCMで定期的にお会いする。本当に初めて会ったのはいつでしたかね」と杉咲に問うと、杉咲は「初めて“神さま”とお会いしたのは高校生、15～16歳ぐらいですかね」と笑顔を見せる。

　司会者から「花さま、神さまなんですね」と問われると、神木、杉咲ともに「そう呼んでいます」と即答。神木は「本当に最多共演だと思います」と語ると「僕は成長していますかね？」と恐る恐る杉咲に質問。

　杉咲は「本当に優しい方で、周囲に気を使い過ぎて疲れてしまわないかなと心配になることがあります」と親心のような目線でトークを展開すると「きっと人のために何かすることが喜びなんだろうなと思います。そういう部分は、良い意味で全く変わっていないです」と称賛。杉咲の言葉に神木は照れくさそうに笑みを浮かべていた。

　斎藤も「神木さんはキャストだけではなく、スタッフさんにも常に気を配って、現場の太陽のような方。主演としての立ち振る舞いは、爪の垢を煎じたい」と発言。続けて斎藤は「煎じますが飲みませんけどね……」と発言して会場を笑わせていた。