「51歳をリングに上げるな」KOされ担架送りのジェロム・レ・バンナにファン複雑 魔裟斗も「過去の輝きを消さないで」
格闘技イベント「K-1 WORLD GP 2024」が5日、大阪・エディオンアリーナ大阪で行われた。今大会には51歳のK-1レジェンドのジェロム・レ・バンナが復活。現役ファイターと戦い、現実を見せられた解説の魔裟斗の残したコメントが話題になっている。
格闘技イベント「K-1 WORLD GP 2024」
格闘技イベント「K-1 WORLD GP 2024」が5日、大阪・エディオンアリーナ大阪で行われた。今大会には51歳のK-1レジェンドのジェロム・レ・バンナが復活。現役ファイターと戦い、現実を見せられた解説の魔裟斗の残したコメントが話題になっている。
重たいローキックやジャブを見せていたバンナだったが1分半がたったころ、K-Jeeのフック連発に真後ろに後退。そのままハイキックをもろにもらい、KOされてしまった。
グラウンドに横たわり全く動かないレジェンドに解説の魔裟斗は言葉を失う。実況から「一撃でした」と振られると「一撃でしたねぇ。パンチからのハイキックでしたねぇ」とひと言。KOシーンについて「(バンナは)全く見えてなかったですよね」と説明した。
さらに「いやぁちょっとねぇ。担架で運ばれているジェロム見てると…ちょっと心配ですよね。いやぁこれが現実ですよね。51歳でこれだけブランクがあるなかで、K-Jeeは現役の選手ですからね」と複雑な様子。
51歳のレジェンドがリングに上がったことについて「正直、僕は何かを残したというか、まぁ現実を見たなという感じがしますけどねぇ。レジェンド、過去に輝いていたジェロム、過去の輝きを消さないで欲しかったなぁと。そのまま輝いたまま僕らの記憶に残ってほしかったですけどね」と心境を語った。
この試合に視聴者からは「一度失った称号は中々取り返せない」「何を見せられているんだ」「51歳を上げるな」「命にも健康にも危ないって」「K-1の運営は考えないと駄目」「余りに無謀」「見たくなかった光景」などの声が上がっている。