織田裕二、世界陸上アンバサダー就任 34年ぶりの東京開催で“伝説の男”が帰ってくる

世界陸上が34年ぶりに東京にやってくる。世界200以上の国・地域から2000人を超える世界のトップアスリートが集結し、2025年9月13日から21日までの9日間、国立競技場を舞台に熱い戦いを繰り広げる中、「東京2025世界陸上」のスペシャルアンバサダーに織田裕二の就任が決定した。

「東京2025世界陸上」のスペシャルアンバサダーに織田裕二が就任【写真:(C)TBS】
「東京2025世界陸上」のスペシャルアンバサダーに織田裕二が就任【写真:(C)TBS】

TBSが放送…2025年9月13~21日に開催

 世界陸上が34年ぶりに東京にやってくる。世界200以上の国・地域から2000人を超える世界のトップアスリートが集結し、2025年9月13日から21日までの9日間、国立競技場を舞台に熱い戦いを繰り広げる中、「東京2025世界陸上」のスペシャルアンバサダーに織田裕二の就任が決定した。

 TBSは1997年のアテネ大会から世界陸上を中継しており、これまで男子100メートル・200メートル世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)、男子400メートル元世界記録保持者マイケル・ジョンソン(アメリカ)、男子棒高跳元世界記録保持者セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)、男女通じて史上最多である20個のメダルを獲得したアリソン・フェリックス(アメリカ)など、世界を魅了するスーパースターの世界最高のパフォーマンスや彼らの人間ドラマ、そして人類進化の瞬間を伝えてきた。

 その中で、「東京2025世界陸上」スペシャルアンバサダーに、織田の就任が決定した。

 織田は97年アテネ大会から、13大会連続で世界陸上のメインキャスターを務め、世界陸上の顔として、アスリートたちの活躍を伝えてきた。2007年に開催された大阪大会の男子100メートル決勝では、「地球に生まれて良かったー」という名言を残した。

 織田はスペシャルアンバサダー就任にあたり、「開幕まで1年を切り、すでにワクワクしています。キャスターとして世界中のスタジアムで見て、感じて、興奮したり、驚いたりした経験を生かして、満員の国立競技場から熱く、皆様と一緒に盛り上げていきたいと思います。そして、何よりも未来の子どもたちにとって、レガシーとして心に残る大会になることを期待しています」と意気込みを語っている。

 大会まで1年を切った「東京2025世界陸上」の決戦の舞台は、東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなった国立競技場。パリオリンピックで金メダルを獲得した北口榛花(やり投)を中心に、サニブラウン・アブデルハキーム(短距離)、田中希実(中・長距離)、寺田明日香(100メートルハードル)、橋岡優輝(走幅跳)、など、日本陸上界のエースたちがアスリートアンバサダーに就任し、織田とともに記念すべき東京大会を盛り上げる。

 なお、TBSチケットでは、5日午後7時から現地での観戦チケットの販売が開始される。

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