関俊彦、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』大ヒットに感慨「私が生きてきた中で初めてで」

声優の関俊彦が5日、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』(4日公開)公開記念舞台あいさつに出席した。当日は声優の木内秀信、古賀豪監督も同席し、同作をアピールした。

舞台あいさつに登壇した関俊彦【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した関俊彦【写真:ENCOUNT編集部】

好きなシーンは鬼太郎の父と水木の酒盛り

 声優の関俊彦が5日、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』(4日公開)公開記念舞台あいさつに出席した。当日は声優の木内秀信、古賀豪監督も同席し、同作をアピールした。

 同作で鬼太郎の父を演じる関は「ここまでロングランになるとは思いもしませんでした。大ヒットという実感したのは、観客動員数が115万人突破したということで、事務所からメッセージを頼まれた時です。一度上映された作品が、ブラッシュアップされてもう一度劇場にかかるとは、私が生きてきた中で初めてで、これからもきっとないんじゃないかと思っております。改めてすごい作品に出させていただいたんだな。そういう心境です」と本心を明かした。

 また、関は「血の色が変わるだけで、こんなにも印象が変わるもんだとは思いませんでした。びっくりしました」と同作の感想を語り、「血の鮮やかさと出血の量の多さ。まさに、文字通り出血大サービス。なかでも、庚子さんの殺害シーン。血しぶきが吹き上がったのは、さすがにウッとなりましたね。怖かったなあ」と振り返った。

 さらに関は「鬼太郎の父と水木が酒盛りするシーンが好きですね。登場人物の信頼関係がガッと高まる場面なので、丁寧に演じなければならないので難しかったんですが、この映画の中で、とても好きなシーン。あそこは改めて皆さんにもう一度見てもらいたいと思います」とアピール。「もう一回見るでしょ?」と声を掛けると、会場は温かい拍手に包まれた。

 同作は昨年公開された水木しげる生誕100周年記念作品映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の327カットをリテイクし、音も再ダビングした真生版。初めて語られた鬼太郎の父たちの恐怖の物語がふたたびスクリーンに登場した。

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