53歳・皆川猿時、アニメ声優初挑戦「すごいドキドキ」 キンプリ永瀬廉は感謝「引っ張っていただいた」

俳優の皆川猿時が4日、都内で行われた映画『ふれる。』の初日舞台あいさつに登壇した。アニメーション作品の声優に初挑戦した心境などを語った。

舞台あいさつに参加した皆川猿時【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに参加した皆川猿時【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ふれる。』の初日舞台あいさつに登壇

 俳優の皆川猿時が4日、都内で行われた映画『ふれる。』の初日舞台あいさつに登壇した。アニメーション作品の声優に初挑戦した心境などを語った。

 収録を振り返って皆川は「監督とかに怒られるんじゃないかと思って、ドキドキしちゃって」と胸中を吐露。「53歳ですけど、歳とって初めてのことってやっぱりあるんだな、とすごくうれしかったです。すごくドキドキしましたよね」と繰り返し、続けて「今年の初仕事がこれでした」と明かした。

 他声優陣は、収録済みの皆川の声を聞きながら収録。直前までドラマで共演していたというKing & Princeの永瀬廉は、「猿時さんのところだけ、急に気合いが入りまくった声が流れてるから(笑)、(声優業界の)ホンマの人やと思った」と言い、皆川は照れ笑い。続けて永瀬は「猿時さんらしさというか安心感というか、どっしりと構えているそういう部分は、聞きながら感じていたので、そこは引っ張っていただいた部分はだいぶありました」と感謝した。

 また、最後のあいさつにて永瀬は「今日は朝から電波ジャックをしていて、この舞台あいさつまでちょっと時間がありましたので、歯のクリーニングとホワイトニングのほうに行って、非常にコンディションがいい状態」と明かして白い歯をこぼし、他登壇者らを笑わせた。

 同舞台あいさつには、坂東龍汰、前田拳太郎、津田健次郎、長井龍雪監督も出席。会場では主題歌『モノトーン』を担当したYOASOBIのコメント映像も披露された。

 同作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013年)、『心が叫びたがってるんだ。』(15年)、『空の青さを知る人よ』(19年)の“青春三部作”を手がけた長井監督によるオリジナル長編アニメーション映画。幼なじみとして育ち、東京・高田馬場のシェアハウスで暮らし始める20歳の小野田秋(永瀬)、祖父江諒(坂東)、井ノ原優太(前田)と、彼ら3人の心をつなぐ不思議な生き物「ふれる」をめぐる物語が展開される。皆川は、秋・諒・優太の恩師、脇田先生を演じた。

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