元AKB48で岩手県出身の佐藤七海が4日、「＃ILCフレンズキャンペーン」メディア発表会に出席した。当日は同じく岩手県出身で俳優の太田いず帆と声優の佐々木未来も登壇。当日、佐藤は岩手県の魅力を語っていた。

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　ILC（国際リニアコライダー）は、国際協力によって設計開発が推進されている次世代の直線型衝突加速器。同施設では全長数10㎞の直線状の地下トンネル内で、電子と陽電子を光速に近い速度まで加速し衝突させて、反応を測定することができる。現在、同施設の建設候補地が岩手県北上?地となっており、地域活性化などの経済波及効果も期待されている。

　2019年にAKBを卒業し、紆余（うよ）曲折がありつつも岩手県でのタレント活動をスタートさせている佐藤は「このキャンペーンをきっかけにILCのことについて知ってくださる方が増えたらいいなと思っています」と元気よくアピール。MCから岩手の好きなところを聞かれると、「全部大好きなんですけど、自然が豊かですし、食べ物もおいしいですし、人も温かいです」と回答。加えて、「今は大谷（翔平）選手が有名なので、大谷選手に負けないように、全国に岩手県のいいところを世界に広めていきたいと思っています」と笑顔で語った。

　また、太田は「SNSでILCについて投稿しようと思っています」と話し、佐々木は「ILCフレンズの輪を広げていきたい」と呼びかけた。同キャンペーンでは2025年2月7日までに「#ILCフレンズ」をつけてSNSに投稿すると、抽選で岩手の名産などが当たるという。