冬季五輪レジェンド夫婦が離婚 上村愛子さん、皆川賢太郎さんが連名で「これからも良き理解者として」
フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子さん(44)と、夫でアルペンスキー五輪4大会連続代表の皆川賢太郎さん(47)が2日、それぞれのインタグラムを更新し、昨年12月9日に離婚していたことを報告した。2人は2009年6月に結婚しており、約14年の結婚生活に終止符を打った。
結婚生活14年で終止符
フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子さん(44)と、夫でアルペンスキー五輪4大会連続代表の皆川賢太郎さん(47)が2日、それぞれのインタグラムを更新し、昨年12月9日に離婚していたことを報告した。2人は2009年6月に結婚しており、約14年の結婚生活に終止符を打った。
25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV(JAF Mate Onlineへ)
上村さんと皆川さんは、連名で同じ文面を同じタイミングで公開した。
「いつも支えていただいている皆様へ」と題し、「私事になりますが、本日は改めてご報告がありお知らせさせて頂きます。昨年の2023年12月9日、皆川賢太郎と上村愛子は婚姻関係を解消致しました」と報告した。
そして、「冬季シーズンやパリ五輪が終わり、少し落ち着いたタイミングでのご報告となってしまいました事、失礼やご迷惑をお掛けしておりましたらこの場をお借りしてお詫びさせて頂きます」と謝罪。続けて現役生活から「戦友」「同志」であり、引退後に結婚して互いを尊重して離婚の結論を出した経緯を説明した。
「世界一を目指す日常から、引退後は社会やビジネスで求められる役割を模索する中、皆川はスキー連盟改革やスノーリゾート再生を生業に東京や地方へ。上村は自然環境を愛し、自然から学び、季節の移ろいを感じられる環境を好んで過ごしながら、雪やスキーという共通言語は変わらずに、様々な出来事や想いを共有しながら過ごしてまいりました。引退からコロナ禍など、移り変わる社会や時間の中で、私たちもお互いの人生観について話し合う機会が自然と増えていき、お互いを尊敬し合いながら、人生の目的や大切に思う事を尊重し合いながら話し合いを続ける中で導き出した結論です」
その上で「夫婦という形は変わってしまいますが、これからもお互いの良き理解者として、また人生の戦友、同志として、過ごしてまいります。皆様には変わらぬお付き合いを賜われます様に心からお願い申し上げます。今後、私達にどれだけの役目があるかは分かりませんが、雪に育てられた私達に出来る事を模索しながら、次世代や子供達、冬季産業の未来に少しでも貢献したいと心から願っております」と呼びかけ、「改めてご報告が遅れてしまいました事を心よりお詫び申し上げます」と締めた。
上村さんは女子モーグルの第一人者として、五輪は初出場の1998年長野大会で7位、02年ソルトレークシティー6位、06年トリノ5位、10年バンクーバー4位、14年ソチ4位。あと一歩でメダルに届かず、惜しまれながらソチ五輪後の14年に現役を引退した。私生活では09年6月に結婚した。皆川さんは男子回転で長野からバンクーバーまで4大会連続で五輪に出場。トリノ五輪では4位入賞を果たした。アルペン競技では50年ぶりの五輪での入賞者となった。