渡邊渚さん、フジ退社への心境告白「PTSDにならなければ大好きな仕事を辞めることはありませんでした」
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが1日、自身のインスタグラムを更新し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療が終了したことを明かした。同局退社への思いをつづっている。
「これからは私がパワーを送る番です!」と前向き
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが1日、自身のインスタグラムを更新し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療が終了したことを明かした。同局退社への思いをつづっている。
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2020年4月にフジテレビに入社した渡邊さんは昨年6月に体調を崩し、同7月以降に担当番組を降板し長期療養に。8月31日に同局を退社している。現在は専門的な治療が終わり、「やっと日常生活に不安がなくなって、笑顔で過ごせるようになりました」としている。
8月末に同局を退社した。「PTSDにならなければ、大好きな仕事を辞めることはありませんでした。失ったものに目を向ければたくさんあって悲しくなるし、心と頭からトラウマを消すことは一生できないけれど、生死と向き合って学んだことがたくさんありました。恐怖のない普通の生活、どこにでも自由にいけて、友達や家族と笑ってご飯を食べられる…当たり前の幸せにたくさん気づいて、大事なものが透き通って見えるようになりました。そして何より、私を見捨てず、どん底から救ってくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と思いをつづっている。
また「ひとりぼっちに感じた療養期間をたくさんの方がSNSを通じて支えてくださり、パワーをいただきました。本当にありがとうございました」とファンへ感謝を伝え「これからは私がパワーを送る番です! 私はこれからもずっと、病気と闘ったり、生きづらさを感じたりしている方たちの味方です。この1年4ヶ月、何事もなければ普通に過ごせていた日常を手放さざるを得なくなり、同世代より少し遠回りしてしまったかもしれないけど、遠回りしたから見えた世界があって、私は生まれ変わっても私になりたいと思えるほど強くなれました。これからは、自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できればと思っています」と今後についても記している。