フジ新人上垣皓太朗アナ、地上波レギュラーで初MC 番組企画が明かす異例抜てきの理由
フジテレビ入社1年目、上垣皓太朗アナがキャラクタービジネスに焦点を当てた専門番組『キャラビズジャーナル』(関東ローカル/10月6日午前5時10分スタート)で地上波レギュラー番組初MCを務める。放送に先立ち囲み取材が行われ、上垣アナが注目ポイントを熱弁。番組企画の濵野貴敏氏は異例のMC抜てき理由について明かした。
10月6日スタート『キャラビズジャーナル』
フジテレビ入社1年目、上垣皓太朗アナがキャラクタービジネスに焦点を当てた専門番組『キャラビズジャーナル』(関東ローカル/10月6日午前5時10分スタート)で地上波レギュラー番組初MCを務める。放送に先立ち囲み取材が行われ、上垣アナが注目ポイントを熱弁。番組企画の濵野貴敏氏は異例のMC抜てき理由について明かした。
同番組は2.6兆円規模の市場を持つ日本のキャラクタービジネスにフォーカスした専門番組。業界のいまを探るため、各分野の専門家たちを訪ね、話題のスポットや企業の裏側に潜入取材していく。初回放送では上垣アナが創業78年、原宿の玩具や雑貨を販売している「キデイランド」を訪れ、間宵薫会長や津村孝彦社長に直接取材を敢行した。
囲み取材で大勢の報道陣を前にした上垣アナは「ちょっと緊張しますね」と驚きながらも「これだけお集まりいただきありがとうございます」と丁寧に一礼し進めていった。
この番組のロケで初めて若者の街・原宿を訪れたといい「ちょっとまぶしかった」と笑顔。その初めてが創業78年の老舗ともあり「ディープな原宿」と表現した。また特技の「地形図読み」を絡め「高低差があるんですよ。原宿なんてまさに谷地形ですからね」と豆知識を披露するなど、全く緊張を感じさせなかった。
初仕事については「ライセンスビジネス1回目でどういう所なのだろうと思ったのですが、小売店、僕たちに1番近いところにお邪魔できるということで、とても親しみをもって取材をすることができました」と回顧。
さらに「ビジネスの第一線に立たれている会長さんってどんな方なんだろうと思っていたんです。本当にキャラクターへの素朴な愛情をストレートに表現されていて、すてきな大人に出会える番組なんだなと感じました。すごくキラキラして見えましたね」と業界の重鎮についての印象を明かした。
ライセンス専門番組はこれまでにない。注目ポイントはやはり業界の最前線の経営者たちが出演することだ。
「注目は業界の大物の方が時間を割いて出演してくださることですね。それから続けてみると面白いということだと思うんです。各放送回で構成がありますが、連続で見たときに、この回は小売り、この回はライセンサー、といろいろな所に行く中で(取材対象に)自分が取材者として上達するにはどうすればいいかをうかがっています。『そしたら○○の取材がいいかもしれない』って言ってもらえるかもしれない。そういった縦のつながりも見ていただければ」
今回が初MCだ。本人は「本当に拙い進行ですけども、それも含めて1つの番組」と前向きだ。番組企画の濵野氏は異例の起用の理由についてこう明かす。
「新人であるということですね。この番組はライセンス業界のことを学んでいくという番組でもありますので、全くゼロの知識の人がその業界に飛び込んでいくということを伝えたいというのが入り口でした。そのため新入社員の方がいいなというのが一番の理由ですね。まっさらな状態だからこそ初歩的な質問を遠慮なく聞けますし、いろんな発見に対してもいろいろな驚きがあるのかなということですね」
さらにこう続けた。
「もうひとつは、スーツ姿が非常に似合っているということです。ライセンス業界の重鎮、先輩方と会うことが多いですし、そういった方にぜひ出演してほしいと思っています。そうであれば、こちら(取材者)もスーツがキマっている人が行った方が先方も話やすいのかなと。絵柄が面白くなるのかなという思いも込めて、上垣アナがこの番組のやりたい方向にぴったりでした」
隣で聞いていた上垣アナはうつむきつつ「とても恥ずかしかった」と照れ笑い。それでもすぐに気を取り直し、視聴者へ向け番組をアピールした。
「『ライセンスビジネスって何だ?』という方に向けて、私と一緒に内容の奥行きが知れるような魅力がどんどん分かっていくような番組にできればと思いますのでぜひ一度見ていただきたいと思います。
それからライセンス業界の方にはですね、この番組としては業界をざわつかせたいという野望があるんですよね。『フジテレビが新しいこと始めたぞ』っていう風にぜひ話題にしていただきたいです。そして取材に行かせてください。ライセンス業界に自身も深く入り込んでいけたらいいなと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします」
上垣アナの個性あふれる新番組『キャラビズジャーナル』は10月6日から放送される。