菜々緒、10月期の初主演ドラマに自信 早くも最終話を思い涙「悲しくなっちゃいまして」
俳優の菜々緒が26日、都内で行われた10月11日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『無能の鷹』(午後11時15分)の囲み取材会に出席した。同局のドラマ初主演にかける意気込みなどを語った。
10月11日スタート『無能の鷹』で主演
俳優の菜々緒が26日、都内で行われた10月11日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『無能の鷹』(午後11時15分)の囲み取材会に出席した。同局のドラマ初主演にかける意気込みなどを語った。
同作は、同局の金曜ナイトドラマにして、はんざき朝未の同名漫画を原作とする脱力系お仕事コメディー。“見た目は有能、中身は無能”の鷹野ツメ子(たかの・つめこ、菜々緒)と、本当は仕事ができるのに無能そうに見える残念サラリーマンで同期入社の鶸田道人(ひわだ・みちと、塩野瑛久)がタッグを組んで奮闘する様を描く。
菜々緒は同作について「本当に、この秋ドラマ、一番笑ってもらえる作品ができ上がっているんじゃないかな、という風に思っております」と手応えを口に。現場の雰囲気について「いや~こんなに楽しい現場でいいのだろうか、と思うくらい本当に楽しく、仲良くさせていただいている」と言い、「もう何回ですか? 4、5回は皆さんでご飯に行ったりしている。チームワークは抜群」と明かした。
今回演じる主人公は、菜々緒が今まで演じてきたキャラクターとは真逆。その点について菜々緒自身は「強いキャラクターだったり悪役だったりをやらせていただくことが多かった。外側の見かけに関しては、いつもどおりやればいいのかな、というところがある。中身の無能さは、私自身もけっこう無能な部分が多いので、わりと自然体でやらせてもらった。あとは皆さんとの掛け合いの中ですごい引き出してもらった」と感謝した。
実写化するにあたって、原作ファンから鷹野役に菜々緒を推す声が多かったことについて「すごくうれしかった反面、原作ファンの皆さんがたくさんいらっしゃるということは、実写ドラマになったときにハードルも高いんじゃないかな、と思った」とプレッシャーを感じていることを口に。「(視聴者の)皆さんがホッとしていただけたり、元気になっていただけたりする、そんな寄り添えるドラマになったらうれしいなと思っています」と述べた。
また、菜々緒は「この前、撮影中に最終話の台本ができ上がったという話をいただきまして、最後のことを考えたら悲しくなっちゃいまして、私。それで泣くのをがんばってこらえていたんですけど、塩野さんがそれをすかさずキャッチして『泣いてるー!』って皆にアナウンスされちゃって(笑)、そこで涙が引っ込みました」と話した。それを聞いて塩野は「ぜんぜん引っ込んでなかったですよ。ぜんぜん泣いてましたよ」と明かしていた。
同取材会には、工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実、井浦新も出席。それぞれが役柄にちなんだ鳥のイラストも披露した。