【RIZIN】1R・一本勝ち高木凌 試合後にパニック障害を公表 「救急車も3日連続乗っていた」「勇気づけたい」
第4試合では、高木凌(25=パラエストラ八王子)が萩原京平(28=TRIBE TOKYO MMA)に1R・一本勝ちを果たした。試合後の会見でパニック障害について告白した。
公表の理由は「誰かがそれで勇気づくなら」
格闘技イベント「RIZIN.48」(29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)第4試合、RIZIN MMAルール フェザー級(66キロ)5分×3R
第4試合では、高木凌(25=パラエストラ八王子)が萩原京平(28=TRIBE TOKYO MMA)に1R・一本勝ちを果たした。試合後の会見でパニック障害について告白した。
華々しい一本勝ちでRIZIN2連勝を飾った高木。試合後のリングではパニック障害を発症していることを明かし、会見で詳細を語った。
「なんでなったのかは正直自分では分からないんですけど、急に倒れてしまって、もう救急車も3日連続乗って、本当に朝まで寝れない日が続いて、今までで1番練習できなかったんですよね。その中で仕上げてこんな素晴らしい舞台に立てたので、そこは自分を少し褒めたいと思いました」
そして、「ちょうど1か月前とかですかね。本当直前になってしまって、入院もしていた」と続け、苦しい日々を送っていたことを明かした。
「家族にも協力してもらいましたし、もう本当にいろんな人の支えがあって今回試合できたんで、本当自分1人で何もできないんだなっていう、自分の周りの人の素晴らしさに気づけた試合でしたね」と周りへの感謝を語った。
「まだ発作は起きますし。けど、やっぱファイターで自分は武尊選手とか見て結構勇気づけられて、あとキム・スーチョル選手。自分もなんかもし(同じ症状の)誰かがそれで勇気づくならっていう思いで言ったというのもありました」
苦しい状況の中でも勇気を持ってリングに上った高木の姿は、会場の多くのファンの心を動かしたはずだ。