【RIZIN】浅倉カンナ、現役ラストマッチへ覚悟「勝ちに行くのは当たり前」「どうなってもいいなっていう気持ち」
格闘技イベント「RIZIN.48」(29日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が27日、都内で行われた。第7試合でRIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花(26=Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)と対戦する浅倉カンナ(26=THE BLACKBELT JAPAN)が“引退試合”で完全燃焼を誓った。
「全てのことを噛みしめて今日まできた」
格闘技イベント「RIZIN.48」(29日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が27日、都内で行われた。第7試合でRIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花(26=Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)と対戦する浅倉カンナ(26=THE BLACKBELT JAPAN)が“引退試合”で完全燃焼を誓った。
「すべてが最後だと思うんで。いつもより全てのことを噛みしめて今日まできたなっていうのが一番です」
一つ一つ言葉を選ぶようにして語った浅倉。7月にMMAからの引退を発表し、29日の試合が現役ラストマッチとなることが決まっている。
「本当に今回自分が最後の試合なんで。覚悟を持って戦いに行くので、バチバチな試合になるんじゃないかなっていう風には思います」
引退試合が決まってから期間が空いたため、不安もあったという。しかし、「(練習を)やるにつれて勝ちたい気持ちが出てくるし、それによってまた不安とか怖さもでてきて、結局練習して、試合が決まれば勝ちに行くのは当たり前で、いつも通りだなという日常を過ごしていた。終わりが見えているから頑張れたっていうか、本当にきついことしたくなかったら多分この試合を選んでないんで。最後ガムシャラにできてよかったな」と最後となる試合への調整の充実度を明かした。
17歳で総合格闘技プロデビュー戦を飾ると、RIZINでも19歳の若さでデビュー。2017年の大晦日では、RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリで優勝するなど、女子格闘家の第一線の選手として活躍してきた。
会見では、今回の試合に向けた新しいヘアスタイルも披露した。「もう最後なんで、ほんとにどうなってもいいなっていう気持ちでいます」と語り、完全燃焼を誓っていた。