高橋文哉、主演映画公開後はSNSに「結構ぴったり張り付いてた」 ネタバレなしに「優しい世界」
俳優の高橋文哉が都内で行われた映画『あの人が消えた』(水野格監督)どこまで話せる?!伏線回収トークイベントに染谷将太と水野格監督と共に登壇した。
映画『あの人が消えた』トークイベント
俳優の高橋文哉が都内で行われた映画『あの人が消えた』(水野格監督)どこまで話せる?!伏線回収トークイベントに染谷将太と水野格監督と共に登壇した。
高橋演じる配達員歴4年目のどこか頼りなくさえない青年・丸子が、新たに担当することになったマンションへ出入りする中で、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまい、思いも寄らぬ大事件に巻き込まれていく本作。
高橋は公開から1週間がたったことについて「いろんな周りの方々の反響だったりとか、SNSなどの反響をいただいて大変うれしく思っております」と喜びをにじませ、「親戚が観に行ってくれたらしくて、5歳か6歳のおいっ子からは何を言ってるか分からない動画が送られてきて。いとことか、はとこからは最初はどんどん展開が変わっていくのが面白かったけど、気づいたら最後泣いてたみたいな、すごいうれしい感想をいただきました」と打ち明けた。
さらに公開後の三連休は「SNSに結構ぴったり張り付いていた」と告白した高橋、ネタバレNGと会見や番宣などで度々口にしていたが、実際は「誰もネタバレを言ってなくて優しい世界だなと。僕らがあれだけ約1か月ぐらいかけて、ネタバレだけ止めてくださいみたいな言ってたのが、実ったのがうれしかった。それに、皆さんネタバレをしない程度に作品の核に触れるような感想をいただいたりとかしてたので、優しい世界に生まれてよかったなと思いましたね」と感動していた。
また、イベントではSNSで募集した質問コーナーが実施されることに。配達員に扮(ふん)し、質問箱を持った本作の助監督である寺山寛人が下手より登壇すると、本作の撮影現場で仲が良かった高橋はサプライズ登壇に大喜び。歳が近いこともあって親交を深めたそうだが、2人のエピソードについて水野監督は「次の準備で差し入れを食べる時間がなかった寺山くんに、文哉くんがその差し入れを二つ持ってきて寺山くんに渡して、『俺と一緒に食べてたら何も言われないから一緒に食べよう』って言って食べたらしいんすよ」と紹介。高橋の優しさあふれるエピソードに会場で思わず拍手が起こると、寺山助監督も「寒い系の笑えないミスとかした時も、フォローしていただいた」と現場での高橋の気遣いに感謝していた。